モヤモヤのわけ(理由)④




「あはは!むずかしいね」

え?
急に現れて、、、

謎を解明してくれるんじゃないの?

「あはは、コナンくんじゃないからね〜」
「真実はひとつ!!」
「じゃないんだよね〜 あははは〜」


「劣等感も優越感もなく、
フラットにあの子のことを見ている」

うん、そのつもり。

「君はそう思っていても
相手も同じだとは限らない」

まあ、そうだね。

「相手の気持ちは
想像することしかできないけど、、、」

「もしかしたらあの子は、
君がいいねって気持ちで
話を聞いてくれることが当たり前になって、
君の話を素直に聞けなかったのかもね」

え?どういうこと?

「君はいつもあの子の話を
どんな風に聞いてるの?」

え?
楽しそうだね〜!とか、
えー!めっちゃいいね!とか?

わたしにはない世界っていうか…
したいこととか全然違うから
そういう楽しみもあるんだなぁって
思って。

そういうのもいいね!ってかんじで
聞いてるよ。

「楽しそうだな〜ってかんじで
聞いてるってことだね?」

うん、そう。

「じゃあ、そんなのいやだ〜とか
言うことはある?」

ないよ〜〜!
そんなの言うわけないじゃん!

だって、楽しかったよっていう
話をしてるわけでしょ?

本人が楽しかった〜って言ってるのに
そんなのいやだって何??
そんな言葉出てこないよ〜。

たしかに、その話を聞いても
いいなぁ、わたしもしてみたい!
って毎回思うわけではない。

どちらかというと、
さっきも言ったみたいに
別世界のことってかんじで…

そうそう、
野球選手が野球の楽しさを
テレビで語ってるのを聞いて、
えーすごぉい!楽しそうだなぁって
思うけど、

じゃあ、わたしも野球始めよう!って
ならないでしょ。

それと同じ感覚かな。

すごいなぁ〜そういう楽しみも
あるんだぁって思うけど、
それはその人の楽しみ方で、

わたしはわたしなりの楽しみで
そんな風に語れるようになればいいなって
思う。

だから話の内容っていうか…
そのシチュエーションじゃなくて
ワクワクしてる気持ちみたいなのに
共感してるっていうか…
そんなワクワクをわたしもした〜い!
って思ってるかな。

え?

話の聞き方って
これでいんだよね?

その人になりたいわけじゃないんだから
その人が楽しんでるってとこを
いいなって思うってことで、、、
いいんだよね?!


「そう。
君の言うとおりだと思うよ」

「そのできごとそのものじゃなく、
楽しんでるってとこをいいねって
思ってるっていうのでいいよ!」

ぷにぷに聞かれたから
初めて分析したっていうか
言語化したっていうか、、、

でも、なんかおもしろいね!

自分は人の話をこんな風に
聞いてたんだって知ることができた!

人が楽しそうに話してるの聞くのって、
だから楽しいんだね。

「うん、そうだね!」



「で、話を戻すけど」

あ、そうだった!

「だから、あの子の話を
否定したりはしないってことだね?」

うん、しない。

「言い切れる?」

え?

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