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仕事を辞めてコーヒーの道へ

2019年3月末に新卒で入った会社(地方銀行)を退職した。
勤めはじめて丸三年。石の上にも三年というけれど、残念ながらその道で一生食っていけるとは自分には思えなかった。
それと同時にこれからは「自分のやりたいことをやる」、「弱い自分と向き合う」、「何事にも果敢に挑戦していく」と決意し、4月から都内でコーヒーの勉強をしている。

仕事を辞めるという選択をするまでにはいろんな葛藤があったけれど、今はすごく前向きに捉えられていて、1ヶ月経った現時点ではすごくよかったと思う。
収入とか安定性みたいな点で「勿体無いね」とか言われたこともあるし、実際減ったかもしれないけれど、少なくとも人間らしさを取り戻せていると思う。それに不安定の中に楽しさがあると思うし、その状況下でも楽しみを見出すことができる素敵な大人でいたい。

前職の環境が恵まれてなかった訳ではなく、自分自身が適応出来ずに、大切なことを見失ってしまったと思っている。今は当時の自分をぶん殴ってやりたいくらい。会社の安定と自分自身の安定は必ずしも比例しないとも思ったなぁ…。お世話になった方々、これから金融業界で頑張る方々には活躍して欲しいなとも今は思えるかな。


職種がガラッと変わって戸惑うことや注意されてヘコむこともあるけれど、毎日楽しく仕事をしている。何よりいい師匠に出会えたこと、多くのコーヒーラバーに出会えることは本当によいし、これからも感謝の気持ちを持って接することが出来たらいいなと。

きっと機械とか器具とか設備を揃えることができれば、どんな形であれお店を開業することはできるのかもしれないけれど、それ以前の「人への感謝」とか「他人への敬意」とか大切なものが欠けていたら素敵なお店にはならない。


時間はかかるかもしれないけれど、いっぱい色んな人と出会って色んな経験を積んで、色んな世界を観て、自分の感じた気持ちや想いをコーヒーにのせられたらいいなとも思う。生産者の想いとか飲んでくれるお客さんの気持ちとかコーヒーに関わる人全てに想いをめぐらせながらも自分自身の気持ちや経験をのせた「コク」のあるコーヒーを出せるようになれたらいいな。

これからも自分のペースで発信していこうと思います。文章を書く機会が激減したので練習の意味も込めて。笑

ここまで読んでくれてありがとう、本当に貴重なお時間ありがとうございます。これからも一緒にコーヒー愉しみましょう。



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