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手形(叩く手のかたち)の紹介

正拳

4本を折り曲げていき、固めた上で親指で人差し指を押さえる。

小指と親指で他の指を整えて締め、人差し指と中指の付け根の間で刺すように打つ。

…言葉にするとなんか違う。

私が大事だと思うのは、親指と人差し指をしっかり固める事。

小指は他の指を整えるためにある。


もうひとつ。

握り込んだ指と手のひらの間に、空間を意図的に作る。

当てた時に潰れて威力を増すために。



手刀

水を掬うように、両手を合わせて…自然に湾曲した状態で、親指を「下に引き付ける」。

指はそれぞれ重ならないようにする。

当てるのは小指側の縁、一番肉の厚い掌底の部分。



裏拳

握り拳の手の甲側を、手首のスナップを効かせて正拳と同じ、指の付け根を当てる。



貫手

「使えるようにするなら」フォークをイメージする。

指を湾曲させ、人差し指を中心に指を揃え、手首と指を伸ばすバネを効かせて、刺し込む。


あるいは、触れた所からドアノブを回すように親指を中心に食い込ませていく。

二本貫手、一本貫手と指の数でも変化するが、やり易くて当たれば何でも良いのよ。



背刀

来ないと思う方向からの打ち。

人差し指側の縁で打つ。

親指は手のひらと揃えておく。



一本拳

人差し指を立てて曲げ、残りの畳んだ指と親指で固める。

ナックルパート…付け根でなくて、第二関節で突く。

廻し打ちなどで引っ掛けるようにも使う。



鉄槌

握った拳の小指側で打つ。

振り回したり、変則的な打ち方ができる。



平拳

第二関節で折り曲げて突く。

防御などを抜く時に使うけど、グローブ嵌めると無意味。



熊手

指をばらけさせて、掌底を打ちながら握り込む。

掌底自体も泥を擦り付けるように打つことで威力の高い攻撃になる。



鶴頭

手首を曲げて跳ね上げる。

見えない所からの打ちや、跳ね除けなど、使い勝手がいい。

接近戦での打撃法だし、貫手との相性もいい。




短いけどこんな感じ?

ちなみに、こんな詳しく分けなくても…
開手(ぱーの形)と拳だけで事足りる。

使えりゃいいのよ。