補足というか手の内?
攻撃を上下に振る、というのは定石でもあるんだけど。
前蹴り(https://note.com/akichan2109/n/n0dae04e96ef4)
で相手にちょっかい出したあとも、それからが大事になってくる。
例えば、蹴り足を踏み込んで手で攻撃する。
開手でもいいし、拳でもいい。細ければ相手を圧倒できるし、強打なら相手が怯むかもしれない。
足で攻撃してもいい。
やり方なんて人それぞれだけど…
ここで言う上下というのは、下の方と上の方への攻撃…だけでなく。
足と手、という意味も含まれてたりする。
要は変化つけて、反応できんようにする、というやつやね。
古いとこのやり方やと、下から振り上げて顎蹴り上げたあと、上から掌打で叩き潰す、というのがある。
やられると分かるけど、いやらしい攻撃で防御しにくいし攻撃力高いし…どっちも当たると終わる場所狙ってくる。
ムエタイだと、上段蹴ったら同じ足で膝蹴りにつなぐ、というのを多用する。
スウェイ…上半身を反らしてかわすのがセオリーなので、動いてない腹を膝で崩してくんだね。
こんなふうに、やり方は様々だけど…使ってる理屈は同じものなのよ。
「攻撃は上下に振る」
というね。
そうやって下地を作った上で、ようやくフィニッシュブロウの出番となるのよ。
乱打に巻き込むもよし、狙い打つ強打もよし、投げて固めてもよし…それらは、こうした「出せる状況」を作ることで生きてくるのよ。