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差し手

ちびどもが集まって、何やろっか?という顔をしてたので…

まあねえ、ガチガチにやるのもアレだしなー…ということで。
とりあえずバリエーション増やしてみようか、と。


先ず、パンチを顔に全力で打ってもらう。

Kはまだ遠慮あるなー?
嬉々としてぶん殴ってくるMに交代してもらう。

笑顔で全力パンチを顔に出してくれるので…きっちりカウンターを入れる(寸前で止めるけど)。


型なんかでは、「前ならえ」みたいだったり、手を擦り合わせるような動きで表現されてる動きだけど。

一例として、こんなふうに貫手で反撃できる。

…M、全然反応できてないやん?喉刺されてるで?
そんな、なんで?!て顔されても。

簡単な話で、伸びてくる腕に腕を伸ばし、少しだけ外に拳をそらす。
そのまま相手の腕に添わせて、私も貫手を出す。
勝手に相手の喉に当たる、と。
クロスカウンターに近いけど、もっと無駄が無い。
余程体格差あっても先に貫手が届くしな。

顔の横貫かれたけど、こわくねー!と言うので…本来ならこうする、と言って胸骨柄の上、筋肉の無い所を下向きにえぐる。

逃げ場無くて気道もろに突かれて、げふぅ!とむせるがこらえ方も教える。
顎引けば堪えられるで、と…

まあ返し方もあるけどな、と顎のエラに指を引っ掛けて振り回す。

みぎゃー!と顎が上がったところで頭を捻り、地面に叩きつける…前で止める(当たり前)。

これをコンビネーションでやると、護身術にもなるよー、と。
頭という重くて不安定なものを動かして、重心を崩すんやね。
髪や耳掴んだり、目や鼻を押したり引っ掛けたりもするけど…やれんでもいいやな、やられんように知ってれば。


ちなみに何にでも使えるよ、と言って…Kの上段蹴りやフックにも合わせる。

これは蹴りなら下に向けて、突きなら上や前に向けて、錐のように捻って打てば弾ける。

当然そのまま打ち込んで畳み掛けていくから、対処の難しいものになるやろね。

…まあ型を見せたら、電車ごっこするのは目に見えてたけどな(笑)


まあ、こんなのもあるということで。