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趣味の探し方(あるいは黒歴史)

ふと気になって。

私はここで、商品の陳列のように「技」について並べているんだけど。

書きたいものを書き連ねてるだけで、「空手」への興味を惹けるような事を書けてないな?と。


運動とか習い事に、まるで関わった事もないような方が、「もし自分がやってみたら…」と思い描けるような。

そんな導入が書けると良いのかしらん?とも思い至るのだけれど。


まあそんな肩肘張った事は性に合わんのでw
とりあえずは、自分の身に照らし合わせて…
「自分に合った趣味の見つけ方?」でも書いてみる。



身近な所で始めてみる

何よりも大事なのは、生活圏内にある事じゃないかな。
頻度の問題もあるけど、週に何度も通うなら近くないと無理だと思う。

探すだけでも具体的に動くことになってるので、方向性も見えてくるだろうし。

でもねえ…探すだけで満足してしまったりも。


私の場合、何の気無しに「あそこに道場あるんだってー」という知人の一言で、見に行こうという事になり…その場で入会してた。

熟考でなくて、まさに話の流れ…ご縁だね。

その道場は人間としては大いに問題あるけど、結局私のベースとなってる技術体系で。
拭い去る事ができんものとなってる。


ちなみに週1回で、10キロほど離れてたので…免許とったばかりで、車やバイクの慣らしとして通った面もあったりw

色んな思いでもあるけど、青春時代よねえ。

でもそこでは思うように強くはなれなかったな。

「ケンカの仕方」しか習えなかったから。

道場主が真面目に教えてたのは後藤先生までで。
私の頃に居たのは、私の後に入った入り婿?の…まあ社会から逸脱した子だった。

その子には実際の「飲み屋での暴れ方」から「小人数での抗争の仕方」、「荒くれとの付き合い方」など、今まで居た集団とはかけ離れた常識は得られたけど。

肝心の強くなる方法は、「大声で脅し、ひたすら残忍に、やっちゃあかん事をやれる」というのしか得られず。

当時試合など華やかな面にも憧れてたため、他所を覗く事に。
お金の面で揉めたしねえ…お金貸して!と言われて貸したら、「貸す時はくれてやるつもりで貸すもんだ」と嘯かれて終わりにされたw

そういう連中との付き合い方、を最後まで教えてくれたなあと。

……
…………

あかん。
どこが興味惹ける内容やねーん!!

黒歴史やないか…(´・ω・`)


とはいえ、箱入り息子で潔癖症で神経質な、自分で何にもできない子だった自分の矯正にはなったのは確か。

がさつだろうと無神経だろうと、自分で動く事の大事さを強制的に思い知らせてくれただけでも、今の人格形成に役立っていると思ってる…ホントか??

うーん、恥さらしなだけの気もするが。
まあいいやw



お習い事として始めてみる

その後もキックジムで試合体験してみたり、伝統派系の「町道場」(団体側としては、この言葉の意味は割と重い…)で遊んでいたり。

色々あるんだけど…それを見ていた娘が「私もやりたい!」と。

とーちゃん喜んでしまって。
近所で通えるところをネットで探しましたとさ。

あまり親しくできなかった自転車屋さん(バイクの道に誘ってくれた人)のとこは除外して…w
そこも、とある団体の派生で道場開いてたんだけどね。
やり方が性に合わなかった、というか当時理解できなかったんだね。
日本拳法系(剣道みたいな頑丈な鎧着て、打突、投げあり)で、ライトコンタクト(軽い打撃を当てる)という馴染みの無いものの塊みたいな。

今だと悪くないなあ、とも思うんだけど…
当時は知識無くてねえ。

やはり知識は偏ると判断力無くなるね。
情報は常に集めつつ、その中に身を置かないと判断はできないと思う。
決断は知らない方ができるかもしれんけど。


ともあれ、出てきたのはとあるフルコン団体。
実は、自転車屋さんと根っこは同じとこだったり。
…傍目には益々解らん話なんだけど、

フルコンタクトと言われる形式は、極真会という所が標榜したルールであって。
それが流行ったから他の格闘技、武道団体も追随して。
ジャンルのひとつとなってるんだね。

運動系お習い事としては適度かなー?と思い、
そこに家族でさっさと入って。
娘と稽古して。

熱入れ過ぎて…3つの道場の指導してみたり、師範代追い出す形になったり、審判やらされて道場主とケンカになったり、娘の稽古厳しくし過ぎて挫折したり。
あほなことやってたなあ、と。

いい思い出だけど、失敗の方が多い時だったな。


とまあ、事前に情報集めるというのもあるけど、結局は
「やってみたい」
という気持ちひとつかなあ、と。

やらない理由なんていくらでも作れるのよ。
やる理由を作るのが大変で、だからこそ実行することに意味はあると思うのよ。


私を例にとって、ぼんやりとした気持ちを持ってる人への誘いなんてものを書いてみたけど…

こんなんで「やろう!」なんて思うわけないわなwww


ま、鼻で笑う程度の小話として。