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2022年中国政府奨学金 注意点

今年度から、JASSOのページ上に「申請者が記入したすべての留学希望大学が不採用となった場合、不合格となる」という一文が明記されました。

【2021年度募集要項】(昨年)
※出願後の留学希望大学および専攻分野の変更は認められない。
※本奨学金の申請前に、留学希望大学の入学試験を受け、受入れ内諾書(予録取通知書)を取得した場合は、留学希望大学への入学が確実になる。受入れ内諾書(予録取通知書)を本奨学金の申請前に取得しなかった場合には、各大学が申請者の成績や語学力等で受入の可否を判断する。なお、留学希望大学に採用されなかった場合、それ以外の大学に配置されるため、あらかじめ留意すること。また、既に中国の大学に在籍している場合でも、必ずしも中国政府奨学金留学生として在籍校に採用されるとは限らない。

【2022年度募集要項】(今年)
※留学希望大学は慎重に選ぶこと。北京、上海など大都市にある大学は、申請者が多いため競争倍率が高く、面接選考に合格しても希望の大学に採用されない可能性が高いため、留学希望大学を選択する際は大都市以外にある大学についても考慮すること。また、学力のレベルに差をつけて出願することが望ましい。
申請者が記入したすべての留学希望大学が不採用となった場合には、不合格となる。なお、出願後の留学希望大学および専攻分野の変更は認められない。


これまでは、書類選考を通過し、面接に合格すれば、希望する大学に採用されなくても、どこかの大学にCSCが配置してくれていました。

しかし、今年からは、第一~第三希望の大学に採用してもらえなければ、不合格となるということのようです。

第三希望の大学まで審査されることになると、不確定な状態がずっと続き、最悪の場合は本当に7月の終わりあたり、ギリギリで不合格の通知を受け取ることになります。


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