見出し画像

最近話題のFIREについて、考えてみた。

最近巷をにぎわせているFIREという考えてみた。

ちなみにFIREというのは、「Financial Independence, Retire Early」の略で、早期に経済的自由を達成するというもの。

株式の配当金などを収入として、極力生活費などの出費を抑えて生活して、社会からフェーイドアウトするというものだ。

うん、確かに早くに、毎日朝早く会社に出勤し、気難し上司や競争心むき出しの同僚とおさらばしたくなるのは、理解できる。

僕が考える問題点は、この考えが現実的でないなどの専門家の分析ではなく、この日本の社会の「働く」ということに対する考え方だ。

確かに、少しずつ変わってきてはいるが、日本の社会は生きづらい。

まるで、第二次世界大戦中末期の雰囲気が漂っている。

しかし、根本的に考えて、「働く」というのは、何も他人が創造した会社で、他人が作り出した仕事をしなくてもいいのだ。

自分自身が会社を起業し仕事を作り出しても法に触れるわけでない。

私たちは、幼少の頃から工場労働型の教育を受けて洗脳されてきた。この日本の教育にも大きな問題はかなりあるのだが、少し柔軟に考えると、明らかにこれが、この考え方が国による洗脳だということに気づく。

どんなエリートですら、グローバルな世界でこんな、軍事教育的な教育をしている先進国があるだろうか?

体育の授業で、「全体!前に習え」「右向け右」や、全校集会では、まるで特攻隊の出撃前のような光景で校長先生が、話をする。

画像1

これは、あの当時から全く日本の教育が進んでない証ではないのだろうか。

つまり、FIREで早期にリタイヤしたいのは、仕事そのものでなく、こんな社会そのものなのではないだろうか?

仕事そのものが嫌という怠慢な考えでなく、こんな理不尽な社会が嫌なんだろうと思う。

なら、FIREすると同等にお金を貯めつつ、最初は副業でもいいから自分でビジネスを立ち上げてみるのが一番いいと思う。

自営をすると会社勤めより大変な時もあるが、何よりもあなたを苦しめる、理不尽な社会や周りの人間はもういない。

しかし、自営しても人とのつながりは必ず出てくる。仕入や販売でもだ。もしかしたら、人を雇える位になるかもしれない。

誰かが作ったルールやレールの上を歩くのでなく今度はあなたが作る番でないだろうか。

その、大変な思いで作り上げていった自分のビジネスで、大きく利益を出せたら、株式投資や不動産投資で、収入に余裕を持たせばいいと思う。

つまり、会計的に言うと資産を膨張させていけばいいのだ。

なにも、いろいろな人と過ごす、楽しい時間や美味しいもの我慢したり、すきな異性を作ることも異性にプレゼントを贈ることもやめなくていいのではないかと思う。

貴重な人生に1ページ捨ててまで、FIREにこだわるのは、どうかなと思うのが僕の考えだ。

現に中小企業の社長のほとんどが、ほとんどFIREに近い自由を得ながら働いている人も多い。しかし、忘れないで頂きたいのは、彼らは仕事に真剣だし、懸命に働いている。家族や従業員、従業員の家族のことまで考えている社長もいる。

決して楽をして儲けているのではないという事だ。

それなりの覚悟をもって、会社から雇われる人から作り出す人に代わるのだ。

大丈夫だ。あなた方ならできる。本当に夢中になれる事、誰かの為になる事、本当の自由になる事をやろう!

これが、僕が感じた最近はやりのFIREに対して感じた思いでした。


サポートして頂きありがたく思います。これからも、たくさんの人の心に残ったり、有益な情報を発信できるように頑張ります。