中古再用品ビジネスホン設置工事(板橋/店舗)

東京・板橋の店舗で、既設電話機器故障による再用品ビジネスホン設置(交換)工事を行いました。
提携している会社の営業さんからの施工依頼。
設置したビジネスホンは中古ですが、動作確認済のリサイクル品です。
電話主装置(回線と内線の接続替え含む)、固定電話機1台、コードレス電話機1台、コードレスアンテナ1台の交換作業と動作確認。施工は私一人で実施しました(所要時間3時間)

ビジネスホンは必要?

家電屋やネットで売ってる一般の家庭用電話機があればいいのでは?
なんならスマートフォンで用が足りるんじゃない?
そんな疑問がありませんか?

今回の店舗事例でビジネスホンが必要な要件と家庭用電話機やスマホで事が足りる要件をまとめてみます。
尚スマートフォンを利用したクラウドPBXはビジネスホン扱いのため、ここでのスマホ使用は通常の個人契約を前提とします。

ビジネスホンが必要な要件

  1. 電話回線を2本以上使っている

  2. 電話番号が2つ以上ある

  3. 通話を保留し他の電話機(他の人)に回すことが多い

  4. コードレス電話機を使うエリアが広い

  5. コードレス電話機を使うエリアが電話回線のある場所から離れている

電話回線を2本以上使っている

家庭用電話機では電話回線は一本しか利用できないため、この場合はビジネスホンが必要になります。
複数の電話回線を1つの電話機で利用できるのがビジネスホン機能の大きな特徴の1つ。

電話回線2本以上を家庭用電話機で使うには電話回線1本につき家庭用電話機1台が必要です。電話回線が3本であれば家庭用電話機3台が必要、電話回線4本では家庭用電話機4台が必要となります。
この場合、それぞれの電話回線に接続した電話機以外では内線ができず、通話を他の電話機にまわすことができません。

電話番号が2つ以上ある

これは別途機器を購入し接続したり別途契約したりし設定すれば何とかなる場合もありますが、結果的にビジネスホン導入以上に費用がかかることが多く又機器構成や契約も複雑になりがちです。
今回の店舗は電話回線は2本ですが電話番号は1つなので説明は割愛します。

通話を保留し他の電話機(他の人)に回すことが多い

外線(通話)を保留し他の内線(電話機)に転送する機能です。
ビジネスホン機能の大きな特徴の1つ。

電話回線が1本であれば家庭用電話機セット(親機とコードレス)でも問題ありませんが、電話回線が2本以上の場合は家庭用電話機では他の電話回線に接続した電話機にまわす事ができません。

コードレス電話機を使うエリアが広い

ビジネスホンの場合はコードレスアンテナを複数設置可能なので広いエリアをカバーできます。
特に病院や工場など広い場所や階をまたがって使用する場合は、コードレスアンテナを使用する場所付近に設置することで広範囲でコードレス電話機を利用できます。

コードレス電話機を使うエリアが電話回線のある場所から離れている

ビジネスホンでは電話ケーブル配線することでコードレスアンテナを好きな場所に設置可能です。
今回の場合も、コードレス電話機は店舗内及びレジ付近での利用がメインでしたのでビジネスホンでのコードレス利用が最適でした。

家庭用電話機はあくまで一般家庭向けに作られているため、コードレス電話機の利用可能エリアは電話機親機近辺に限定されます。

家庭用電話機やスマホで十分な要件

  1. 電話回線が1本

  2. 通話を他の電話機(他の人)に回すことが無い

  3. 電話機は1台あれば良い

再用品ビジネスホンについて

新品に比べ半額以下の低価格が特徴です。

私がお客様へ販売設置する中古リサイクル品のビジネスホンは全て動作確認済及び清掃済の物です。

中古なので多少の汚れやキズがある場合がありますが動作は問題なく、電話機も清掃済みなので安心して利用頂いております。

サポート頂けると幸いです