健康で長生きするための福祉inデンマーク
高齢者福祉施設に併設されているプールで4グループの市民を指導するのは80代の元体操選手だった先生。バラエティに富む道具も、障害を持った人がプールに入るのを補助する巨大な装置も備え付けられて適温のプール。冬場の長い夜をみんなで会って一緒に運動するだけでも楽しくなれる。医療費節減、なんて冷たく言い放つのは簡単だけど、一人でも参加できる、むしろ一人の参加が主流のこのアクアビクス、孤独を感じさせないための福祉でもある。肉体的な問題もですが、北欧の暗い長い冬だからこそ取り組まれているこう言った活動に「福祉」の深さを感じたデンマークでした。
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