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#SchoolVoiceProject を応援してみます

現場の教員の声を見える化するプラットフォームをつくる資金、1000万円を目指したクラウドファンディング「School Voice Project」が、残り2週間で目指せ300万円ほどになっています。

教員や学校関係者の数百人が、自分たちの環境を変えるためにここまで応援して来た印象を受けているのですが、学校の先生たちの声がどれだけ見えるかって、先生たちだけの問題じゃないですよね?

このプロジェクトに関して、まず期待していることは、先生たちの自己効力感(私が声を挙げることに意義があると思える感覚)が向上することです。

残念なことに、通常これはとても低くなっていると思います。複雑に絡み合って変わらない制度と増える一方の業務に忙殺されているように見えます。
そして、大多数の子どもたちは、その先生たちと一緒に何年間もの時間を過ごしながら学校生活を送るわけです。

「働くとはどういうことか」「大人とはどんな存在か」「教育とはどういうものか」「生きるってどういうことか」「制度とは変えられるものか」
・・・ぼくらの圧倒的多数は、学校という仕組みの中で長い時間を過ごし、いろいろな無意識の前提を学習します。今の教室は、20年後の社会を写しています。

この社会の根底となるような価値観に大きな影響を与える場所を、今より少しでも良いものにするために、出来る範囲で投資してみても良いのではないかと思うのです。

教員限定のプラットフォームをつくることがベストなアプローチなのかどうか、ぼくには判断できません。だけど、この情報伝達のインフラが生まれることで、今と違う声が届くようになったり、これまでになかったコラボレーションが生まれたりしてくれるようにと願っています。

普段教育に直接かかわらない人も、一緒に応援してくれるとうれしく思います。

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