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【ESSMA】アル・ジャヌーブ・スタジアム特集 the FIFA World Cup Qatar 2022™ 会場

元記事リンク (写真© Supreme Committee for Delivery & Legacy) November 14, 2019 
By ESSMA(@ESSMAstadium)

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遺産継承の最高委員会(Supreme Committee for Delivery & Legacy)のアル・ジャヌーブ・スタジアムのプロジェクトマネージャーであるThani Al Zarraa氏に、ESSMAはインタビューを実施し、特にthe FIFA World Cup Qatar 2022™およびアル・ジャヌーブ・スタジアムの準備に関する独占インタビューをESSMAへ行ってもらえました。

以前はアル・ワクラ・スタジアムとして知られていたアル・ジャヌーブ・スタジアムは、ハリーファ国際スタジアムに続いて、2019年5月に、W杯基準を満たした2番目のthe FIFA World Cup Qatar 2022™の会場になりました。そのデザインは、アル・ワクラの航海の過去に敬意を表して、伝統的なダウ船の帆にヒントを得て設計されています。

建設の面での主な課題は何か?

すべての建設プロジェクトには独自性があり、アル・ジャヌーブ・スタジアムも例外ではありませんでした。スタジアムのユニークなデザインをコンセプトから現実に落とし込むと同時に、FIFAのすべての要件を満たすことは、おそらく挑戦の1つだったと言えるでしょう。

アル・ジャヌーブ・スタジアムは、観客エリア全体をカバーする5G通信を備えた世界で最初のスタジアムの1つです。さらに、スタジアム全体に1,000を超えるWi-Fiアクセスポイントが配置され、ファンだけでなく、運用スタッフも、高密度で5G通信に接続できるようになります。

機能性、安全性を提供するための統合セキュリティシステムは何か?

監視をサポートするために、スタジアムとその周辺に適切な数のCCTVカメラ(Closed-circuit television camera)が配備されています。 40台の高メガピクセルカメラがファンエリア全体を完全にカバーしています。観客のアクセスコントロールシステムには83台の回転式入場口が装備されており、システムの許容できる総トランザクション数は1時間あたり63,900回です。 2019年のAmir Cup決勝でテストした際、記録された1時間あたりのピーク通過数は20,000回で、システムの許容量全体の31%でした。

さらに、国際刑事警察機構(INTERPOL)を含む国際機関と協力して、中東初のスタジアムセキュリティ専用の警察ユニットを設立する予定です。

スチュワード専用のトレーニングプログラムを確立

2022年のW杯開催における支援に関心のあるすべての人を対象に、2018年9月にボランティアプログラムを開始し、彼らは2022のW杯開催に向けて登録を開始し、プログラムへの参加を始めました。これまでに、265,000人を超えるボランティアが登録されており、そのうち60,000人はカタールに住む人で構成されています。

これらのボランティアに必要なトレーニングとスキルを提供するために、計画、チーム管理、peer learningの重要性を教えるためのワークショップを提供しています。驚くべきことに、ボランティアは、運営側が開催する全てのイベントで従業員の一部として働き、イベント成功のために必要なハードワークと、心に残るエキサイティングな挑戦を見せてくれます。例をあげるなら、カタールおよび地域全体で1,000人を超えるボランティアが2019年のAmir Cup決勝-アル・ワクラ・シティのアル・ジャヌーブ・スタジアムで行われた最初の試合の成功に貢献しました。

the FIFA World Cup Qatar 2022™後の国際関係を持続するために、大会後のスタジアム運用計画は重要か?

取り外し可能な観客席は、the FIFA World Cup Qatar 2022™の重要な大会後のスタジアム運用計画の1つであり、トーナメントの開催が地域とアジア全体でのサッカーの発展をどのように支援するかをFIFAに説明する一環として、カタールが説明した主な開催根拠の1つです。

アル・ジャヌーブ・スタジアムの上位席は、FIFAと協議の上、2022年以降に取り外され、発展途上国のサッカー開発プロジェクトに寄付されます。合計で170,000席以上が取り外され、寄付される予定です。

the FIFA World Cup Qatar 2022™のコンパクトな運営方針により、会場間の移動時間は最大1時間以内に抑えられます。

the FIFA World Cup Qatar 2022™終了後、アル・ジャヌーブ・スタジアムはどのような目的で使用されるか?

W杯の遺産として、アル・ジャヌーブ・スタジアムは、アル・ワクラ・シティの継続的な発展と成長に貢献するように設計されています。会場とそれに付随する恩恵は、the FIFA World Cup Qatar 2022™の開催中に、海外からの訪問者が楽しむためだけのものではありません。会場は地元コミュニティの不可欠な部分となり、市内の主要なランドマークの1つを形成し、住民や訪問者が、観光やビジネスの機会を増やすのに役立ち、スポーツ、教育、商業施設を楽しむための新しい価値を提供します。格納式の屋根と革新的で持続可能な冷房設備により、スタジアムは一年中地元のコミュニティが使用できる多目的会場になります。

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