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弱虫母さん。無事出産


子宮口に入れたお薬のおかげで、午後から前駆陣痛が始まりました。

強くなってくるお腹とお尻の痛みに、そういえばこんな感じだったかも。
と痛みを思い出し、恐怖が出てきました。
 
そういえばお産って、あちこち痛いんだった。

何を今さら…と思うようなことをアレコレ思い出しどんどん怖くなりました。


上2人は何だかんだスムーズにお産が進んで、こんなに恐怖を感じるなんてなかったんです。

楽しみだけど、怖い。
楽しみだけど、痛いのイヤだ。

弱音ばかり出てきました。

元々痛みの閾値が低く、痛いことはキライです。更に低くなってしまったように思います。

いや、色々我慢しすぎて鈍くなっていた痛み閾値が、正常に働いているだけかもしれません。

心の痛みと向き合ううちに、痛みを我慢することに耐えられなくなってきていて、痛みに触れたくないのですね。

それは身体的な痛みも同様で、じわじわ進む前駆陣痛に「痛いことしたくない」という氣持ちがどんどんわいてきます。

怖くて仕方ありませんでした。


1人目は、全くもって思い描いてた出産と違いすぎて、恐怖を感じるヒマもありませんでした。でも、するするっと産まれてきてくれました。

2人目は、痛いながらも、どこか冷静で、
力を加えたいところが見つからないな~とか、
足痛いから早く終わらせたいな~
早く寝たいな~
なんて余計なことを考えていて、恐怖を感じてなかったかもしれません。



だんだん規則的になってくる痛みに反して、子宮口は開かない。

この状態で一晩とか無理だよ。あーやだ。
とかぐちぐちぐちぐち思っていました。



21時に膣内の薬を抜きました。診察したら、
「あれ、破水してない⁉️」と。
急いで分娩台へ。


そこからあれよあれよと分娩が進みました。


久しぶりの痛みに耐えられなくなっていたので、
「お願い、ママもう痛いのイヤだ。頑張って早く出ておいで!ママも頑張るから」

子ども任せの勝手なことを思いながら分娩に臨みました。

息子くん、頑張ってくれました。

1人目、陣痛開始から4時間
2人目、陣痛強まってから2時間

お腹の子は破水後32分!

超スピード出産で、助産師さんみんなが、口々に「さすが経産婦さん!」と讃えてくれました。

息子くんのおかげで、痛い時間が短くて済みました。感謝感謝。


おかげさまで無事に生まれてきてくれました。

すぐにNICUに行ってしまい会えてませんが、保育器にも入らず、呼吸も自分の呼吸で落ち着いているようです。

一安心です。

息子くん、今日MRIで脳の検査をするみたいで、午後から色々話を聞くことになりました。


母は痛いのがイヤすぎて痛い痛いと発狂しながら分娩を終えました。

疲労困憊で、せっかくカンガルーケアをしてくださったのに、目も開けられず。

出血が止まらず何度も処置され、本来なら分娩後2時間安静ののち、状態が落ち着いていることを確認した上でベッドに戻るのですが、血はダラダラ出てくるし、貧血のせいもあってちょっと意識がぼーっとする時もあったので、すぐに対応できるよう、ナースステーション脇の分娩台の上で午前の診察まで過ごしました。

お昼前にようやっとベッドへ戻ってきました。

今はとにかく身体を休めます。



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