何てことないことがすべて尊くてしあわせ

出産の時の出血が結構多かったこともあり、貧血を懸念して色々医療機器がつながっていました。

昨日バルーンが抜けました。

モニターも外れました。

もしかしたらまた使うかも。と留置されていた点滴も外れました。

身体につながっていたものが色々外れ、動いていいと許可が出ました。

トイレに行かなくていいのは楽ではありますが、色々つながっていると、やはり何をするにも邪魔でした。

解放された感じです。

色々外れてとても楽です。

でも、色々ついていたおかげで、私の状態が客観的に把握でき、何かあってもすぐに対応してもらえる状態でした。

それはそれで安心でした。

色々外れたおかげで、まだ恥骨痛などありますが、自分の足で好きなように歩けるようになりました。

ゆっくり売店にも行けました。

ありがたいことです。

一時的とはいえできなかったことができるようになっていくのは、嬉しいことです。

できることが当たり前すぎて氣づかないほどの些細なことが、できて嬉しいな、しあわせだなとしみじみ感じます。

ベッドに寝られることも本当に嬉しい。

管とか色々を氣にせず寝返りができることも嬉しい。

好きな時に飲み物を手にできることも嬉しい。

シャワーを浴びられることも嬉しい。

数ヶ月ぶりに平らな状態で足を伸ばして寝ることができるようになりました。
(お腹が大きかった時は、頭を高くして、膝下にクッションを挟んでました)

産後一晩固くていびつな形をした分娩台の上で過ごしましたが、身体が痛くて仕方ありませんでした。

息子くんも、ミルクをよく飲んでいるようです。ミルク欲しさに泣くようになったそうで、少しミルクを増やしますとのことでした。

同室では過ごせないけど、抱っこした時の腕にかかる小さいながらも重みのある存在が嬉しい。

夜、長岡の花火のライブ配信があったので、ベッドの上で花火鑑賞をしました。

平原綾香さんの「JUPITER」にのせて打ち上げる『フェニックス2023』

歌詞も相まって、思わず拍手しそうになるのと、わぁ❤️と声をあげたくなるのをこらえ(同室の方もいるので)、感動して泣きながら花火鑑賞しました。

歌詞が沁みる。

妊娠、出産というちょっと特別な経験をしているから余計に、その時期にしかできないことに意識が向きがちですが、

妊娠期間中に経験したすべてのことも貴重で尊いなぁと感じたし、

出産で経験するすべてのことも貴重で尊いなぁと感じるし、

日常の何てことないことが本当にありがたいな～と感じます。

いつだって、どうあってもしあわせなんだ。
と改めて感じます。

すべてのことに感謝です。