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ものがたりの家小説コンテストとpixivノベル大賞2024spring

pixivのものがたりの家小説コンテストに参加しました。
完全に、イラストの魅力に引っ張られて参加を決めました。そして気付けばイラストAで2作品投稿するという。元気いっぱいな結果となりました。

家といえば家族かな、というシンプルな考えにて。
青と緑の間の色は
仲良し家族は遠慮なく一緒にいられて心地よいものですが、その心地良さは誰かの我慢で成り立っているというのもよくある話かも知れませんなあ、という気持ちで書きました。
当初書いていたのがもう一組のきょうだいが登場する、もっとスペクタクルな内容だったが、欲張りたいのは分かるけどまあシンプルに行きましょうやと自分を律し、キャラクターを減らしたりしました。
店主のキャラをもう少し肉付けしても良かったかなとは思うが、頑張って書いたとは思っている。
タイトルがお気に入りです。姉妹の名前と、印象付けたかった背表紙の並びのくだり、そして人の記憶ややりとりの曖昧さをふんわり包み込めたかしらなどと、思っています。

受け継がれるものがたり
自分なりに考えた、戦争についての話です。過去の大戦と未来に起きる有事が絡み合う、交差点は階段下の防空壕。主人公のひいお爺さんが書斎代わりに使っていた半地下室を舞台にしています。ひいお爺さんが遺した手紙やら、同人誌やらを通して、
いざそういうことになったら、世の中に対してめちゃくちゃむかつくんだろうな、という気持ちで書きました。なので冒頭から荒れています。
世界の状況もなかなかな昨今、嫌でも募る不安を物語に昇華して、発散したいのだろう。

二つの短編に共通しているのは中二階の階段に執着しているところですかね。秘密基地が好きなので、蹴込みを有効活用してみました。
あと、家にちなんで、進撃の巨人の名台詞、エレンの家ェーガーを思い出していました。

pixivノベル大賞2024Spring
イラストA部門で参加しました。
クランクアップはまだ遠く
2022Autumnの時と同じ動機で、シンプルでわかりやすいイラストを選んだつもりでしたが、天使の扱いが難しかった。
ただ、映画かなんかの「カット!」のセリフが聞こえたので、そのまま活かしました。いい話風なのにちょっと不気味にしたかったのは、天使だからといってほのぼのとかさせないぞという気合いの表れだろうか。
芸能界なんか知らないのにな…。ベルナールくんをちょっと気持ち悪く書けたのが、妙に嬉しかった。

たて続けのコンテスト、苦しみながらもまあ楽しく書きましたが、やはりもう少し時間をかけたいよね。文が粗い。それが私の今の力量でい。

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