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もう1月も終わったが、2021年を振り返ることにした。

去年の2月1日、ライターの開業届を出した。まもなく1年たつ。
その前年2020年の10月からライターコミュニティの「はとば」に参加し、2021年1月末には初のメディア掲載記事が公開された。
去年はしんどくならない程度に、仕事もそれ以外も「精一杯、誠心誠意やりきった」と胸を張って言える。
開業1年を迎えるにあたり、書ける範囲で2021年を振り返っておきたい。

ライター業以外

パートタイムワーク

詳細は書けないけれど、入社して7年になる事務職のパートでも今まで社員の方がやってきた業務をだいぶ覚えた。新しいことは好きなのと社歴が長いので、大体はパートメンバーで1番目か2番目に新しい業務のレクチャーを受ける。レクチャーを受けたら自分が覚えるためとあとからその業務を教わる人のために簡単なマニュアルを作る。そんなことを続けた一年だった。
事務の仕事をこなせると「自分もまだまだやれるな」と思えるし、家庭以外に自分が必要とされる居場所にもなりつつある。
この自作のマニュアルが案外パート仲間や新しく同じ業務に加わった社員の方に好評だ。これもライターとして仕事にならないかな?と少し思っている。

友人の子育て支援グループに参加

友人が始めた子育て支援グループ「いちごmama」の手伝いもはじめた。
新型コロナの流行や緊急事態宣言の影響もあり、思ったほど活動できなかったが「子育て支援」という名目でいろんな小さいお子さんと触れ合えるのが実は一番の楽しみだったりする。
そして、若いお母さんのひとときの気分転換になればいいなと思っている。

主催者である友人自身が難病指定ではないが、とても難しい疾病の患者でもあるため、取材もさせてもらった。病を患ったことが「子育て支援をやる」という強い後押しになったことが印象的だった。

息子は中三に

2021年、息子は中三になった。進学を意識する年齢でもある。
私の息子は小学校4年生から不登校だ。中学は不登校特例校に進学した。「中学からは通う」と言っていた息子の心の傷は思った以上に複雑で繊細で、進学後も通わない時期が長くあった。
それがようやくエネルギーがたまったのか、2021年は登校する機会が増えた。登校が増えると先生にも生徒にも話せる人が増えてきた。
数々の委員会やイベントに参加し、何人もの子とLINE交換をしてきて通話をしたりメッセージもやりとりしている。まさか息子にこんな日常が来るとは…という気持ちだ。1年前は毎晩のように「自分はダメだ」と泣いたり投げやりになっていたのに。

人の中心に立ちたい性格も復活し、イベントの司会や一人でステージで歌うなどの本来の積極性を取り戻して楽しそうに過ごしている。
一番成長したなと思うのは、「自分はこういう欠点があるが、こうすれば少し回避できる」というのを人に説明できるようになっていたこと。
中学生活の中で「こんな風に高校生活を過ごしたい」というイメージを持って、いくつかの候補の中からひとつの通信制高校を自分の意志で選んだ。
高校進学は親子ともにまだ不安もあるが、支えていきたいと思う。

ライター業

ライター業では複数のメディア掲載がかなった。
これはひとえに「はとば」のご縁とこーさん(@kotart90)のおかげだ。
そしてまだ少しずつだけれど、着実に自分が成長しているのもわかる。
ここからはいただいたご縁を大事に、自分でつないで育てていきたいと思っている。

2021年のメディア掲載記事で個人的に印象に残った記事をいくつかあげておきたい。

ウェルサーチ

体験談まとめとして書いた。かなり長くはなったが、同じ発達障害の子どもを持つママ友や保育にかかわっている友達には「わかりやすい」「よかった」などの感想をもらった。

Media116

ドキュメンタリー映画『ラプソディ・オブ・カラーズ』の佐藤隆之監督と、出演者の石川悧々さんに取材した。
とにかく取材中楽しくてずっと笑っていたのをよく覚えている。インタビュー後に石川さんに「楽しかった!監督も楽しかったでしょう。」と言ってもらえて、とてもうれしかった。その雰囲気を記事にも盛り込めるように工夫した。

ハフポスト

ハフポストさんには2021年に2本の記事が載った。
1年前に、まさか自分が書いたものがハフポストさんで掲載されるとは思っていなかった。取材記事も楽しいけれど、自分のエッセイが50歳になってまさかメディアに載ることになるとは、不思議な気持ちだ。

ライター業振り返り記事

半年間を振り返った4月のnote。
“「ライター」の肩書きは遠慮がちにいつでもはがせる仮止めのテープで貼り付いている。”と最後の方で書いた。いま、気付けばライターは私の軸のひとつになりはじめている。

取材もしてもらった。私の前向きな部分に光を当ててくださった記事。
「取材をされる」経験は、自分にもプラスになったと思うし、相手が自分のどの部分に関心があるかで話す内容が変わることを経験した。その中で書き手がどの部分に特にクローズアップするか、など色々な要素があって記事ができるんだな…と面白かった。

2022年のライター業

開業届を出して1年。無理をしない範囲で着実にやってこられたかなという2021年だった。2022年は、もうほんの少しだけ、今よりも足に力を入れて踏ん張って手を伸ばしてみたいと思っている。去年はメディア掲載の無い月もあった。2022年はなるべく月1本掲載を継続したい。
そのためには企画をもう少し立てないとな…。というかすでに1月は0本だった…。ま、息子の進学関連があったしね!これからこれから!

というわけで、今年も無理はせず、だけど精一杯やっていきたい。

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