新年の挨拶・今年の予定・蛇足

明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い申し上げます。
年始早々大変な世情となっており、不安定な昨今ではございますが、まともに手足が動く私のような人間は、一生懸命経済を回して行きたいと思う所存でございます。

本年の私の予定（前期）を簡単に列挙します。
目標だとか、抱負だとか、そういった概念にしてしまうと、成果が上がらないので、予定とさせていただきます。
誰かが見てどうこういうようなもんでもございません。自分のリマインドのため、あるいは、誰かに見られているという意識向上のため、こちらに書かせていただいておる次第です。

4月21日　ネットワークスペシャリスト試験
5月　キュビズム展─美の革命展（京都市京セラ美術館）
　　  シュルレアリスムと日本展（三重県立美術館）
　　  映画『クラユカバ』（ミッドランドスクエアシネマ）
6月〜8月　デ・キリコ展（東京都美術館）

◆日程未定◆
チェンソーマン（レゼ編）が映画化するとのことで、それも見にいきたい。漫画で一度読んではいるのですが、MAPPAのアニメーションで見たいというのと、藤本タツキ先生が作品を描くに当たって参考にした押井守監督作品『人狼　JIN-ROH』を見てから分厚めに理解したいというところもあり、楽しみがつきませぬ。
正直こんなに一作品にハマることはなかったんですが、漫画的というより映像的、日常の描写や心理描写が絶妙、キャラクターに無駄がなく全てが主人公になりうる世界観、ビターエンド、退廃的な都会がまた絵的に美しい。私の魂持っていかれた気持ちです。
同時に見たいアニメーション作品がいくつか。
『犬王』『パプリカ』『パーフェクトブルー』『スチームパンク』『鉄コン筋クリート』『KAKURENBO』。以前見た『伏　鉄砲娘の捕物帳』ももう一度見たいかな。サブスクで見つけられないものがちょくちょくあるので、GEOとお友達になります。

ひとまずは、資格試験のために尽力。新しい職場で足を引っ張らないように頑張ります。音楽の仕事はオファー待ち。待ってたら仕事は来ないんですけど、必要のない人件費をバンドにかけさせるほど愚かじゃないです。
というわけで、今期前半の予定はかなり右肩上がりに向上心持ってやっていきたいと思います。

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【蛇足】

ここから下は、シンプルに私の悩み事です。

音楽の仕事に関して、常々悩み続けています。私の必要性、といいますか。
もちろん現場にいたら物販の売上を若干向上させることができるやもしれませんし、搬入搬出の負担も減らせるかもしれません。
でも、バンドを目的に来ているお客さんの多くは、当然バンドマンに会いに来ています。なので、私が売上を上げているわけではなく、バンドマンが物販会場に出てきてサインなり握手なりをしてくれるから成り立っているのです。

私は生物学上女性です。大好きなバンドマンの隣に得体の知れない女が立っているというのは、お客さんにとってあまり愉快ではない状況です。ダイバーシティだ、LGBTQだ、フェミニストだファシストだといろんな思想が蔓延る世の中ですが、こういうのは、条件反射のようなもんです。
これは過去の経験則から私の出している仮説ですが、女性スタッフだけで物販に立っている時の売上は低いのです。
それじゃあ意味がないんですよね。
それに、大きな荷物を運ぶ際に頼りにならない。私はそこそこ体力があるつもりですが、親切なバンドマンは「重いから自分で運ぶよ」と言ってくださり、申し訳ないんです。
給料も交通費も出してもらってるのに、なにしに行ってるんだ。
それを、女性だからと屁理屈捏ねて不貞腐れている自分にも腹が立っているんですよ。

仕事をさせてもらっている分、私は売上にも貢献したいし、負担も減らしたいのに、あまり役に立っている気がしない。
今のところ私はバンドにとってただの蛇足でしかない。

バンドのために私ができることはなんなんでしょうか。
キャッシュレス決済の導入？　物販の見栄え？　通販の促進？　予定表の管理・共有方法を考えるとか？
IT系の仕事についたのは、アナログ重視のミュージシャンに少しでもインターネットを丸め込んでほしいというのもあるのですが、そういった情報を共有するほど、バンドに入り込めていないのも事実。

というわけで、以下は抱負になります。
「一つでも多くバンドの売上に貢献すること」
音楽に関して私自身が言えることは全くありませんが、運用に関しては、スタッフとしてなんとかカバーアップできるところがあるはずです。
名もなき仕事だからこそ、なんでも隙間を埋められるようにしたいし、そこに金銭の取引は不要だと思っております。私の実力と、世間との戦いです。
結局私のエゴにはなってしまいますが。

蛇足とはいいましたが、足が生えた蛇は、龍にだってなれるでしょう。
私は龍になりたいですね。ゼルダのように、元の姿に戻れなくなっても構わないから。