『天才を殺す凡人』でエリートスーパーマンに分類される人におすすめなマンガ15選
本屋に行ったりamazonを見てたりすると、「マンガって色んなのがあるなー」と思います。
種類が多いのは嬉しいのですが、自分にぴったりの作品を見つけるのは難しくなるので困りもの。
巨大な本棚のなかから「今の自分に最適な作品」を探すのは、楽しいけれど骨の折れる仕事です。
ぴったりなマンガに出会う方法?
その解決策の1つとして「自己分析ツールを使う」っていうのをやってみたいと思うのですね。そしたら狙いすましたマンガ紹介ができるんじゃないかと。
そんなことを思っている時に『天才を殺す凡人』という本に出会いました。
読んだ後に世界が変わって見えるくらい面白い本です。ゲームをやりすぎたあとみたいに、人の頭上にパラメータが浮かんで見えます。
と、それは置いといて、この『天才を殺す凡人』の中では人を3種類に分けています。そしてそれぞれを「天才」「秀才」「凡人」と読んでいるのですね。
この3種類を分けるのは能力値とか才能じゃなく、価値の判断基準。
ざっくりまとめると。
天才:創造性で物事を判断し、世界を主語にする
秀才:再現性で物事を判断し、組織や論理を主語にする
凡人:共感性で物事を判断し、人や人の気持ちを主語にする
ていう感じです。
そして『天才を殺す凡人』には、天才と秀才の特徴を併せ持った人が出てきます。それこそが「エリートスーパーマン」です。
エリートスーパーマンとは?
天才と秀才の両方の特徴を持った人のこと。「創造性もあるし論理性もある、でも共感性はほぼない」みたいな人ですね。
僕が考えるエリートスーパーマンの特徴は以下な感じ。
・目的のない会話が苦手
・多数決が苦手
・効率的な会議が好き
・先進的なものが好き
・防御より攻撃が好き
・みんなの歓喜よりも、1人の狂気が面白い
話が長くなってしまいましたが、、、この記事ではエリートスーパーマンにおすすめなマンガを紹介します!
読んでる人は全員エリートスーパーマンだと思って書いていきますよー。
ドリフターズ
凡人がほとんど出てこない。それだけであなたは嬉しいはず。
登場するのは歴史上の偉人ばかり。それも一芸に秀で一癖あるような人間ばかり。
そんな人間たちが異世界に飛ばされ、やることは圧倒的大戦力を持つ敵との一大決戦。負けてもともと、勝てば奇跡、ただし兵器は山盛りに。
血が沸かないわけがない。
蜘蛛ですが、なにか?
異世界に飛ばされた女子高生が知恵と工夫で生き残る話。
「今あるものを徹底的に使う」主人公のスタンスもさることながら、面白いのは問題解決に特化したそのマインド。
次から次へ降りかかる困難を、あくまでロジカルに時にサイコパスのように、手段を選ばず解決していく。その気持ち良さを味わってほしい。
亜人
死なない人間同士のバトル。
「死なない」ということをこんなに利用したキャラは初めてみた。自分の体をまるで消耗品のように使い倒し、壊れた端から生き返って立ち上がる。
自分自身にすら共感性を失った人間が、どれほど怖くどれほど厄介かを味わってほしい。
二月の勝者
中学受験塾を舞台にした受験マンガ。
塾長のキャラが最高!サイコパスっぷりが気持ちいい!
「本当のことを言ったら怒られた」という経験があるならきっと面白いはずです。
売国機関
架空の国家の平和を守る諜報部隊の暗躍を描いた作品。
平和を維持するためには綺麗事だけでは足りない。時に犠牲もつきものだ。その現実をニヒルな笑いとタバコの煙で包み込み、人の目から遠ざける。
そんな仕事っぷりがカッコいい作品です。
辺獄のシュヴェスタ
親を魔女として殺された少女の復讐譚。
読んでてツラくなるくらい主人公には困難ばっかり降りかかります。でも主人公は1ミリもブレずに理性で困難を解決します。
人の狂気と理性と信念に触れたい方に。
アクタージュ
天性の演技力を持った女子高生が女優として成長する物語。
「本物の天才」と出会った時、そしてそれと戦わなきゃいけない時、「創造性を持った秀才」はどうすればいいのか。
論理を重ねて狂気へと至る様子に震えてほしい作品です。
マチネとソワレ
優秀な役者である弟が、天才役者である兄に挑む物語。
優秀であるからこそわかる兄の天才性。わかっていても挑まずにはいられない役者としてのエゴ。
相対的に優秀な人間が、絶対になるための物語です。
まおゆう
魔王と勇者が手を組んで世界を救う物語。
魔族と人間が協力しあえる、「まだ誰も見たことのない世界」を見たい。その想いを手がかりに、2人は持てる手札の全てを使い、世界と戦います。
論理的な行動の果てに、創造的な未来を見たい人に。
アド・アストラ
第二次ポエニ戦争。スキピオとハンニバルの戦いを描いた作品。
歴史好きなら説明はいらないかもですが、スキピオとハンニバルっていう古代ローマのめっちゃすごい戦術家の戦いを描いています。
ハンニバルが不利な状況を知略でひっくり返すシーンとかがオススメ。
バクマン。
マンガ家を目指す2人の少年の、血と汗と涙と知恵と勇気と挫折と成功の物語。
ライバルの天才マンガ家とのバトルに注目です。自分の個性や特徴を理解し、勝てるフィールドを探し、いかにして勝つか?いかに相手の土俵に乗らないか?
自分を作り変えてでも叶えたい目標がある人へ。
ブルーロック
サッカー×デスゲーム。
「勝利こそ正義」の価値観が堂々と掲げられる世界観なので、脳の常識リミッターを外して読むことができます。勝利をもぎ取るための方法がロジカルに説明されているのもアツい。
勝利の快感と、その道を描く喜びを知る人に。
ゴブリンスレイヤー&ゴブリンスレイヤー外伝
ゴブリン退治専門の冒険者の物語。
ファンタジーものですが、ゴブリン退治の様子がとにかくリアル&シビア。戦場ドキュメンタリーかと思うくらい、鮮明でエグい描写が続きます。
だからこそ退治するための工夫や効率的な判断、情を挟まない行動の重みが伝わる作品。
判断が的中した時の快感を知る人へ。
Dr.STONE
全人類が石像になった世界で、ゼロから文明を作る物語。
あくまでもロジカルに、それでいて地道に、目的へと至る道を組み立てる。プロセスやロードマップを描いて進んでいく楽しさが色濃く描かれた作品です。
ゼロから何かを作る空想をしてしまう人へ。
読んでいただいてありがとうございました!
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