勉強は「人生にレバレッジをかけるため」にするもの
いままでずっと勉強というものは何のためにするのかわからないまま生きてきました。しなくても生きていけるし、したからといってすぐに何がどうこうなる訳でもないですし。
しかしした方がいいのは何となくわかります。世間一般的にそうだからとかではなく肌感覚でしないとまずいことになるなというのは察知できます。
ちなみにここでいう勉強とは学校でのことだけはなく、社会に出てからの仕事のこととか教養とか諸々含めた全般的な意味合いです。
そういったことを思い出したように考えていたのですが、先日自分の中で腑に落ちる回答が見つかったので書き記しておこうかと思います。
勉強は人生にレバレッジをかけるためにある
レバレッジとは経済用語で他人資本を用いて利益率を高めること。ゲームでいうと、普通にプレイするより得点が高いボーナスモードみたいなものだと思ってください。
どういうことかというと、勉強をすると自分の中に「この世界の地図」みたいなものが出来上がってくるんです(他の人は知らないけど僕はそんな感覚です)。そこには様々な道やそこで待ち受ける障害や天気予報まで書いてある。勉強すればするほどその地図は詳細な情報が書き込まれていき、自分の冒険を助けてくれます。
そしていざ冒険の旅に出たとき、これもまた勉強によって武器を手に入れたりします。そしてここからが大事なのですが、先ほど作っておいたこの世界の地図がないと、その武器をどこでどう使うべきなのかがわからなかったりするんです。
天空を舞う怪鳥に使うのか、洞窟に住むゴブリンに使うのか、はたまた街にある扉を開けるキーアイテムなのか、手に入れた時点ではわからなかったりします。運が悪ければリュックに入れたまま宝の持ち腐れになってしまうかもしれません。
しかし詳細に書き込んだ地図があれば、その武器に最大の効果を発揮させる方法がすぐにわかるでしょう。それこそが勉強の目的です。手に持っている武器を把握し、詳細な地図を眺め、最適なルートを浮かび上がらせる。それらは全て勉強すればできることなのです。
勉強しなくても冒険はできるけど
勘違いして欲しくないのが、勉強しなくても冒険はできるということ。裸で適当に歩いていても死にはしません。いや山で遭難したら死ぬかもですけど、大抵はお腹が空いて途中で帰ってきます。しかし勉強をした人は、その山の向こうに果実があることを知っているので空腹でも突き進めるのです。
積み重ねられた勉強はレバレッジとなり、少しの労力で大きな成果を出せるようにしてくれます。勉強は人生を助けるためにあるのです。
今日の話が誰かの助けになれば幸いです。
ではまた!
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