お金をいただくキャリアカウンセリングについて

キャリアカウンセリングとは、歯医者にいってメンテナンスするようなものなので、気軽に受けてみてよという記事をミートキャリアさんで書かせていただいた。

気軽に受けてみてよと言っているが、わりと高額だとのご意見もいただく。
それについて書いてみた。

ところで、うちのオットは結婚以来、大枚をはたいて太り続け、
75kgが92kgまで膨れ上がった。
キムタク（義母談。なんなら義母のみの談）が彦摩呂みたいになっている。
これは詐欺だ！詐欺だ！

キャリアカウンセリングで割と高いお金をとるのは詐欺や宗教に近いと言っている人たちがいた。
そう思う人もいるのかもしれない。
しかし明らかに勘違い発言があったので訂正したい。
その発言とは

「20代30代そこそこが人生の助言ができるのか」と。

安定のひろゆきさんである。
そして私は困ったことにひろゆきさんが嫌いではない。
あれだけ自信をもって語れる人は素晴らしいとさえ思っている。
でも誤解があるので訂正はしておく。

まず、キャリアカウンセリングは決して助言ではない。
あと、年下だから経験値低くて、年上だからいいわけでもない。
私が、あぁすごいなぁと思う人はたいてい年下だ。
ただ単に私が老けてきただけかもしれないがその可能性はおいておく。

そして何より、
自分の経験値だけで物事を語るカウンセラーであるならば、それはプロではない。
もちろん経験値が生きることも多々ある。
しかしカウンセラーはカウンセラーという視点で切り込むし、
切り込めるだけの知識を日々蓄積している。
クライアントが見えていない部分に手を当てられたり、
クライアントが気づかなかったことに気づきを与えることができたりするのだ。

一方、ひろゆきさんがおっしゃることもわからないではない。
なぜなら、前述の大枚をはたいて太ったオットが、
今、結果にコミットする団体に大枚をはたいて日に日に痩せていく様を見て
筋肉をこよなく愛し、筋肉と対話しながら生きている私は
「自己管理くらい自分でしようよ、彦摩呂！」
「大枚はたいて太って、大枚はたいて痩せるって不毛だな」
と暴言を吐いているからである。

結局人はその人の価値観でしか物事を語れないのだ。
その偏った価値観によって物事を判断することは危険だなと、
今回のひろゆきさんの発言を聞きながら私も改めて気づかされた。

人はその固定された価値観にがんじがらめになることがある。
だからキャリアカウンセラーって必要なんすよ。
自分の価値観でしか見れなくなったものに別の視点を与える。
それに対して若いとか年取ってるとかありますかね？

そしてそのサービスにいくら払い、いくらが妥当なのかはその人の判断。
高いと思う人もいれば安いと思う人もいる。
そこに第三者が詐欺だ詐欺だと言ってはいけないのだ（自戒）。

最近オットは彦摩呂を卒業して、無事キムタクとして生まれ変わった。

その価値、プライスレス！