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何も変わらない

「受験まであと少し」
そう先生が言うたびに焦りを感じる。帰ったら勉強しようと決意するけど、気付いた頃には23時。そこから参考書を開いてみるけど、全く進まない。結局、睡眠も大事という言い訳とともに30分後には布団に入っていた。
横になりながら思うのは、これがいつまで続くのかという不安。受験という壁は迫ってきてて、それを乗り越えるには積み上げた学習量が圧倒的になりない。死ねば解決するという考えもよぎるけど、死ねるならとっくの前に死んでるだろうし、死ぬのを前提にするのは愚策なんだろう。
どんな本を読んでも、音楽を聴いても、偉い人の話を聞いても、死の淵に立ってみたって、変わったと思うのはその一瞬だけで、しばらくすると何事も無かったのかのように過ごしている。苛立ちに身を焦がしながら、変われた事なんて一回もなくて、ただ日々を無意味にやり過ごしていてる。

こんな駄文を綴りながら、noteも下書きばっかり溜まっていったなぁ、なんて趣味すら続かない自分に呆れた。

そんな時よく思う、生きてる価値あるのかなって。

生きるだけでコストはかかる。服を着て、ご飯を食べて、住んでる家にも、使ってる電気にも。お金、労力、資源、それらがなんの価値もない自分のために浪費されている。早く消えた方がマシなんだろう。葬儀にもコストはかかるけど、いつか死ぬのだから時間の問題だ。いつかはかかるのなら、早く損切りした方が良い。

変われないから、逃げたくて。
だから、死にたい。

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