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月夜ブレンド × 永遠の0

はじめてのカップリングは珈琲喫茶キナリさんの『月夜ブレンド』と百田尚樹さんの『永遠の0』。

月夜ブレンドを飲んでいる時にふと、永遠の0のイメージが頭に浮かんだことがきっかけで、珈琲と本をカップリングして紹介する記事を書いてみようと思いつきました。


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珈琲の紹介から。鹿児島県にある珈琲喫茶キナリさんのオリジナルブレンド『月夜ブレンド』。コロンビア・ペルー・エチオピアの3種類をブレンドし、深煎りでローストしてあります。しっかりしたコクとまろやかな口あたりで、静かな夜にさす月の光、穏やかななかにある芯の強さのようなものを感じました。


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本の紹介。百田尚樹さん著の『永遠の0』。2006年に太田出版より単行本として出版され、2009年に講談社文庫より文庫本として出版されています。映画化やドラマ化もされている作品です。私は映画を見た後に原作を読みましたが、映画で感動して、原作でさらに感動しました。

《あらすじ》                              「娘に会うまでは死ねない、妻との約束を守るために」。そう言い続けた男は、なぜ自ら零戦に乗り命を落としたのか。終戦から60年目の夏、健太郎は死んだ祖父の生涯を調べていた。天才だが臆病者。想像と違う人物像に戸惑いつつも、一つの謎が浮かんでくる。記憶の断片が揃う時、明らかになる真実とは。


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今回のカップリングは、月夜ブレンドのイメージと永遠の0の主人公である健太郎の祖父:宮部久蔵のイメージが重なったことがきっかけでしたが、珈琲喫茶キナリさんがある鹿児島県には、作中で宮部久蔵が最後に飛び立った鹿屋基地がありました。現在は自衛隊の鹿屋基地となっていますが、当時の滑走路は現在も使われています。作品は史実を元にしたフィクションですが、実際、戦時中は鹿屋基地から多くの特攻隊の方が出撃されています。鹿屋基地に隣接する鹿屋航空基地資料館では復元された零戦や貴重な資料などを拝見することが出来ます。   また作中では、健太郎と健太郎の姉が鹿屋市を訪れますが、資料館や慰霊塔も少しだけ登場します。


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珈琲を飲みながら読書ができる穏やかな時間への感謝と平和への祈りを込めて。


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