見出し画像

VR・AR・MR・SR!【#2020年代の未来予想図】

皆さま、こんにちは。
【書くンジャーズ】水曜担当のAKIです。

今週のテーマは【#2020年代の未来予想図】

私が2020年代に期待する技術はVR、AR、MR、そしてSR!
まずは用語説明から。

■VR

VRはVirtual Reality(バーチャルリアリティ)の略。
日本語だと「仮想現実」と表現されます。
VRゴーグルを装着することで、視界の360°が覆われ、限りなく実体験に近い体験が得られます。
活用事例はPlayStation VRの各ゲームやANA VIRTUAL TRIPなど

https://www.ana.co.jp/ja/jp/travel/vr/anavirtualtrip/

■AR

ARはAugmented Reality(オーグメンテッド・リアリティ)の略。
日本語だと「拡張現実」と表現されます。
現実世界にCG等のデジタル情報を被せることで、視覚的に現実が拡張されるのが特徴です。
活用事例はポケモンGOやIKEA PLACEなど

■MR

MRはMixed Reality(ミクストリアリティ)の略。
日本語では「複合現実」と表現されます。
仮想空間と現実空間を融合する技術です。座標(三次元空間)を精緻に重ね合わせる事で現実空間を仮想空間で上書きし固定します。ARと比べるとよりリアルに近いものに感じられ、複数人が同じ空間に存在したり、移動する、タップするなどの行動を伴わせることができるようになります。
活用事例はMicrosoft HoloLens

■SR

SRとはSubstitutional Reality(サブスティテューションリアリティ)の略。
日本語では「代替現実」と表現されます。
脳や感覚器を意図的に誤認識させる錯覚技術を利用し、実際にその場にいるといった感覚を引き起こさせる技術です。
まだ開発中の技術で、理化学研究所などが開発をしています。
映画「マトリックス」といえばわかりますでしょうか? アニメや小説にある完全没入型バーチャルゲームものなどもVRというよりはSR技術ですね。


それではこれらの技術でどのようになっていくか妄想してみましょう。

VRアニメの流行

まずは2020年代前半ではVRによる既存アニメのリメイクやスピンオフ
このあたりが流行りそうな気がします。
お気に入りのキャラの視点に固定して、なりきり鑑賞なんてこともできるようになるかもしれませんね。

VRゴーグルはそれなりのお値段するので、まずはお金をかけることを厭わないファンがすでにいる分野に力をいれるのが妥当でしょう。

ARアプリの増加

スマホひとつで手軽に対応できるARアプリはどんどん増えてくるはずです。
グーグルマップは昨年ARに対応しました。
ナビやガイドとARの親和性はとても高いです。

・緊急避難情報が発令されたときに、カメラで周囲を写すと最寄りの避難所までの経路が実際の道にそって表示
・観光地をガイドつきで道案内
・美術館などの展示物の情報を表示(動物園・水族館とかも)
・スーパーで食品の生産者や料理方法を表示
・鏡に向かうだけで店内の全ての衣装をARで試着できるAR試着室

といったゲームから一歩でた実生活が便利になるARや、公共施設や店舗といったところでのAR活用が増え、より生活に密着してくるのではないでしょうか。

医療福祉分野でVR・MRの活用が一般化

手術のトレーニングVR、VRでの麻痺部位を見ることで感覚を取り戻す実験などはもうすでにあるようですが、リハビリなどでVRが普通に使われるようになるといいですね。

・高次脳機能障害のリハビリにVR買い物やVR乗車といった日常生活に即したものを利用
・介護施設で移動困難な方たちに旅行やアトラクション体験でQOLの向上。
・介護室内をMRで構築し、気分に合わせて窓から見える景色を変えたり、室内を好みの内装に変えたり。

20年代に達成は難しいと思いますが、SRで脳波などを介して五感までも代替えできるアバターが作れるようになれば、動けなくても自由に動ける感覚を得られるようになるかもしれません。夢が広がりますね。

MRアトラクション施設

MRはアトラクションに最適なツールなので、MRを使ったアトラクション施設がいろいろでてくるのではないでしょうか。

・ジャングルや都市など映像を切り替えられる室内サバイバルゲーム
・疑似遺跡めぐりや海底探索
・ホテルまるごとお化け屋敷やミステリー、宝探しのツアー

もしかしてデズニーとかにはもうあるのかな??
遠い遊園地に行くというよりは都心の駅近ビルとかに展開して、カラオケに行くような気軽さでいけるようになると楽しいですね!

VR(SR)自分史

三次元データを取得する手軽なデバイスが開発されることが前提ですが、自分史自費出版のVR(SR)バージョンとかでてきそうですね。
結婚式のビデオやスライドショーはVRになり、お葬式でSRで故人がお別れの挨拶をしたり故人の歴史を見て思い出に浸る。

イベントや行事はVRにすることを前提とした撮影がされるようになり、パーティーや家族旅行などの思い出VRを制作するサービスとかもでてきたりするかもしれません。

まとめ

2020年代はAI×xR(VR・AR・MR・SR)×5Gで生活が変わる!

と言い切りたいところですが、実際には技術開発は進んでも、家庭や個人のレベルまでおちてきて、「身近にxR技術があることが普通」になるのは2020年代では難しいかもしれないと考えています。

2016年はVR元年と言われましたが、それから4年たちぼちぼちゲームなどで浸透してきたかな?という印象。生活に必須ではないというのが普及しにくい理由ではないでしょうか。

まずはVRデバイスが手頃な値段になり、携帯性がよくなることが必須ですが、あと数年かかりそうですね。
最初に導入がすすむのは医療分野。でも高額医療扱い。
そしてエンターテイメント、ビジネスでの利用されることで認知が広がり、
教育分野に導入されることで、徐々に家庭に浸透。このあたりで2020年代は終わるのではないかと思います。
個人レベルではアニメとエロ市場が盛り上がる感じで終わりでしょうか。

私的には服は白いシンプルなもの一式持っていれば、テクスチャや形状を購入して反映できるAR衣装とかができると嬉しいですね~。

以上私の2020年代の未来妄想でした。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?