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私の熱帯植物を描きたい衝動

いつも私の小さな話にお付き合い頂いて恐縮です。

むかーし、ハイクラウンキャラメルのおまけに妖精カードが1枚はいっていた。(ご存じの方は同世代。)
小学生の私は夢中になって男子のメンコやベーゴマくらい集めていた。

美しい妖精へのあこがれはそのときからだとおもう。
その妖精カードの絵は1枚1枚、違う植物の妖精で、植物の名前や美しさを見つめるきっかけとなった。
その後、山岸凉子先生の「妖精王」と出会い夢中になり、自分でもよくわからない妖精をよく描いて悦に入っていた。

同じ頃、アンリ・ルソーの絵に出会った。
ムチャムチャ好きだと思った。
特に「蛇使いの女」が大好きな世界観。
アンリ・ルソーはアフリカに行ったことがないけど、想像してアフリカ熱帯植物を描いたそう。
今はネットで沢山熱帯植物を観ることができるし、
描きたい熱帯植物はいくらでも目の前に現れてくれる。

環境があわないだろうけれど、熱帯植物とも一緒にくらせている。
我が家の観葉植物軍のそばに立ち、コスプレしなくてもいつでも「蛇使いの女」になった気にもなれる。

そして私の小さな頭の中でハイクラウンの妖精のそばにある植物は熱帯植物に変換されて満足している。

そんなイラストをいつもわたしは描いているのね、と気がついた今日でした。


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