バセドウ病は静かに近づいてくる②💦

痒い痒い、蕁麻疹ってこんなに痒いものなの~
これまで生きてきた50年前後まで、つまりバセドウ病になるまでは年齢の割に動ける方だったし、体のバランスを示すBMIだって標準的な体形だったんだ。

でもね、思い起こせば・・・
蕁麻疹が発症し出したこの時期は精神面で外部環境に揺さぶられていた。

それが確実にバセドウ病を育ててしまっていたんだよな!!!

痒い思いの他には、”両親の介護・介助” ”叔父の介助” ”子供の定期的な通院の付き添い” に明け暮れ、月に4~5回、場合によってはそれ以上の日数をそれぞれ別々の病院で過ごす日々が続いたんだ。

両親に至ってはかなり老齢だったこともあり、いつ何時何が起きてもおかしくない状況で毎日を過ごしていた。
こういう緊張感って地味に精神的に来るんだよね・・・。

そして何より僕の体を精神面から蝕んでいったのが仕事関係での役割だった。

一応2年間(2017年5月~2019年4月)という期限付きの役割ではあったけどね。
この2年間は二度と繰り返したくない思い出すのも嫌な神経をすり減らす毎日だった。

でも人間って駄目なんだよな・・・。

いや、駄目なのは人間ではなくて僕自身だったね!

僕の知りうる僕の性格というのは幼少のころからライバル的存在の相手に対して闘志をむき出しに立ち向かっていくというタイプではなく、内に秘めた思いを変にメラメラと燃やしていくといったタイプだった。

つまり、心が限界で苦しいさなかでも当事者になった自分は、「今苦しいんです」と周囲に言えるタイプではなかったんだ。
それにどんなに苦しくても平気な顔をして、僕が黙って何も意見を言わなければ、物事が穏やかに進んでいくと思い込んでいたんだ。

ここでも「イイかっこしー」が出ているよな・・・。
別の言葉で言うなら「優等生タイプ」って感じ?!
自分で言うなとは思うけど、まさにそんな人間だよね!

そういう僕に対して僕以上に僕のことを冷静に見ていた人間は少なからずいて、何でも一生懸命に取り組む僕を利用してくる人もいたよね。

それに対して僕も利用されているなとは薄々思ったけど、変に意見を言って面倒くさい事態になることを避けていたことは事実なんだ。

振り返ってみれば、すでにこの時期に精神面で異常な疲れとプレッシャーを日々感じており、言い返す元気がなくなっていたというのが本当のところだね。

これが2017年7月・・・
仕事関係での役割をこなし始めて、まだ間もない2ヶ月後の状態だった。

そこには、こんなプレッシャーに負けやしないと凄まじく力んでいた自分がいた。
この思いこそがバセドウ病を育ててしまっていたことに気づく自分は、この時は存在していなかった・・・。


バセドウは静かに近づいてくる③💦 へ続く!




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