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創造的休暇について考えてみる

こんにちは,深月です.2020年3月25日に無事,大学院修士を修了しました.修了式自体は中止でしたが,学位をいただきました.その際に,僕の研究室の教授がくれた創造的休暇という言葉について考えてみたいと思います.

時々刻々と状況は変わっていますが,落ち着いて冷静は判断をして,できることをやっていきましょう.

創造的休暇とは?

1665年に,イギリスで腺ペストが流行し,ケンブリッジ大学は1年半閉鎖する.

この期間ニュートンは,故郷のリンカーシャー地方へ戻り,研究・思索に没頭した.

そして3つの偉大な発見をする.それが,微分積分,光学理論,万有引力である.

ニュートンはこの期間を「創造的休暇」と呼ぶ.

現在の状況(2020/3/26)

2/27日の新型コロナウイルス感染症対策本部にて,全国の小中学校,高校,特別支援学校の臨時休校の要請がされました.

大規模イベントの自粛要請や大学等の卒業式・入学式の中止,授業開始の後ろ倒しなどが行われています.3/23日には,東京都知事の小池さんが首都封鎖の可能性を明らかにしていますね.

感染の爆発的な拡大であるオーバーシュートが起こればとこのような措置は仕方ないと言えるでしょう.

今後どう動くか

こんな話をして不安を煽りたいわけではありません.今の状況はまさに,創造的休暇を意識するタイミングなのではないかと思います.

学校の生徒や大学等の学生は,多くの余暇が与えられるでしょう.社会人の方も,テレワークによる通勤時間の短縮,イベントごとの自粛,仕事量の減少などで,可処分時間は増えているのではないでしょうか.(もちろん,この影響で忙しくなっている方もいらっしゃると思います.)

その時間をただ暇だな〜と費やすのではなく,自分のキャリアについて考えてみたり,やりたかったけどやれていなかった新しいことを学んでみたり,読書をしたり,はたまた自宅でできる娯楽を楽しんで心や体を休めたり.

今こういう状況だからこそ,アイザック・ニュートンのように数ヶ月・数年・数十年後のために力を蓄えて,何かに没頭してください.


僕自身は,もしかしたら入社直後からテレワークでの研修になるかもしれません.僕の会社はテレワークでの研修は,おそらく初めてです.この機会にテレワークに対して,いろんな知見を溜めたり,実験をして行こうと思います.そしてそれを会社に還元していきます.

慌ただしい時こそ,落ち着いて冷静になることが大事ですよ.

ばいばーい.

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