応募がこない..!スカウト返信もこない..!を打破したお話し。
こんにちは。CASTER BIZ recruiting でリクルーターをしているあっきーです。
今日は、前回に続き「リクルーターとして私がやったこと」
シリーズ第2弾をご紹介していこうと思います。
・リクルーターって何しているの?
・どこに向かってるの?
と思われた方は、前回の記事に詳しく書いてるのでご参照頂けると嬉しいです。
今日のテーマは...
「リクルーターとして私がやったこと〜エンジニア採用編〜」
本題に入る前に、エンジニアの採用市場について少し触れたいと思います。
# エンジニア採用の現状
エンジニア採用=「超売り手市場」と言われています。
こちらの有効求人倍率を見ていただくとわかるように
「技術系(IT・通信)」は10倍以上で他職種の約5倍。
エンジニアがいない。そして、欲しい企業が増えている現状において、採用の難易度は非常に高いと考えられています。
【職種毎の有効求人倍率】
・営業系 2.23倍
・企画・管理系 2.05倍
・クリエイティブ系 1.56倍
・事務・アシスタント系 0.29倍
・技術系(IT・通信) 10.71倍
(引用:doda転職求人倍率レポート)
私は現在、複数社の様々な職種のエンジニア採用に携わっているのですが、
日々課題が尽きることがないですし、
施策→検証を繰り返しながら模索し続ける毎日を送っています。
今日は、私が担当しているクライアントの事例をもとに、
エンジニア採用の課題・アクション・その後の変化をご紹介してみたいと思います!
# 課題の深掘り
職種:サーバーサイドエンジニア
自社サービスのサーバーサイドエンジニアの募集にて、母集団形成に苦戦。
以下の要件で求人票を公開、媒体のデータベースからターゲットとなる候補者へスカウトメッセージを送っていました。
必須要件
・サーバーサイドの開発経験(2年以上)
・アプリケーションの開発運用の経験のある方
歓迎要件
・自社プロダクト(サービス)の開発経験
・AWS, GCPを用いたサービスの開発/運用経験
・JavaScript の深い知識があること
・新しい技術を積極的に取り入れていきたい方
・Ruby on Rails, Django を用いた開発経験
・React, Angular などを用いた開発経験
・webpack, gulp, gruntなどを用いたフロントエンド開発環境の構築経験
媒体のデータベースには一定数いますし、特段高い要件ではないのですが
応募者の流入がほとんどない時期が続きました。
そこで、早速社内のチームメンバーへ相談!
実際のSlackでのやり取りを一部お見せします。
※弊社の職場となるSlackについて詳しく書かれている記事はこちら。
>あっきー
>CS
>原稿担当
>エンジニア
このようにチームのメンバーへ相談すると、様々な視点からアドバイスをもらえます。
リモートとは思えないほどのスピード感で、次に取るべきアクションについて、以下のように情報整理ができますし、結果ぐんぐん施策を前に進めることができるのです。
・技術志向<サービス志向があう
→本当に?
・エンジニアインタビュー
→最近入社した方の声は改善のヒントになりそう。
・少数勢だからこそ、ジャンル問わず活躍できる点の打ち出し
→その手もあったか。
(こちらは後々、新たな打ち出しのきっかけになりました)
・プロダクト強化なのか組織強化なのかどっちつかず
→情報を盛り込みすぎた....
# アクション
早速、現場のエンジニアへインタビューを実施し、以下の事柄を改善。
①入社したエンジニアの声を追加
実際に働いているエンジニアの方々へインタビューを行い、
現場のエンジニアの声をダイレクトに求人原稿へ反映。
具体的には、実際開発に携わってみて他社と違う点、やりがい、開発環境、今後の目標、描けるキャリアパスなど深掘りしていきました。
・技術向上がサービスのグロースに繋がるやりがい
・新たな言語を学べる
・面接での希望を鑑みた配属
・顧客の要望がいち早く共有される
・得意領域で経験を磨きさらに広い領域へ挑戦できる
②打ち出しの変更
・【開発領域や言語も選択できる〜〜】のような打ち出しを求人タイトルへ。
・本文にも【開発の段階で適した言語を選択できます!〜〜〜サーバーサイドエンジニア】と訴求
現場のエンジニアの生の声を聞くことで
新たな訴求ポイントの発見にも繋げることができ、訴求すべき点が明確に見えた良い機会だったと感じます。
# その後の変化
<自己応募>
※原稿公開1週間での数値です
【before】
PV65 応募3 応募率4.6% 通過0 通過率0%
【after】
PV67 応募5 応募率7.5% 通過3 通過率60%
<スカウト>
※この媒体の平均返信率は3%でした
【before】
配信数28名/返信1名(4%)
【after】
配信数32名/返信3名(9%)
スカウト返信5%UP!
自己応募ではPVの変化はほとんど見られなかったのですが、書類通過が0から一気に3名にUPし、企業と求職者マッチングの精度が上がった事例でした。
本日は以上です!
# さいごに
自社にマッチしたエンジニアと巡り会えない、
採用戦略に不安がある方や、何から始めたら良いかわからないなど悩んでる方がおりましたら、
CASTER BIZ recruitingで無料のご相談会もご用意しています!お気軽にお申し込みください。
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