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AIスタートアップの裏側 vol.1 - 採用したい職種とは!? (stand.fm 書き起こし)

stand.fmはじめました!

「AIスタートアップの裏側」と題して、AI関連のビジネスの裏側をお話するstand.fmチャンネルを作りました。音声で聞きたい方は、以下から聴講ください!

AIスタートアップが好んで採用する職種とは?

こんにちは。イニシャルがAI、元歌舞伎役者のアイデミー代表石川聡彦です。本日はAIスタートアップの裏側という形で主に採用についてお話しをしていきたいと思います。

AIのスタートアップが実は好んで採用する職種というものがありますが皆さん、何かご存知でしょうか。当然、「機械学習」、「人工知能関連のエンジア」というのがありますがビジネス向けの職種ですと、コンサルティングファームから積極的に人材を採用している会社がとても多いです。

ではなぜAIのスタートアップがそういった業種から積極的に人材を採用しているのかお話していきたいと思います。

AIのスタートアップではビジネスモデル上、コンサルティングファームでの経験が役に立つことがとても多いです。多くのスタートアップでは画像認識の基本モデルのような、AIのソリューションだったり、あとはAI開発をするために必要なツールキット、例えばアノテーションツールと言われているようなラベル向けのツール、こういったものを販売する、これが基本的なビジネスモデルになっております。

ターゲットは多くの場合、大手のお客様となっており(上場されているような大企業の製造業だったり、金融だったり、小売だったり)、様々な業種業界にAIを使った新しいシステムをご提案する、これが基本的なビジネスモデルです。

ツール単体での導入提案は難しい

AIスタートアップでは画像認識の基本モデルだったり、ツールといったものを研究開発しているわけですが、大企業のお客様にご提案しても、そのツール単独でご利用いただくというケースは非常に少ないわけです。当然、先ほど申し上げたものは問題解決のためのツールであり、企業ごとに業務課題があったり、作っていきたいと思われている新規事業がありまして、こういった新規事業で使われる技術としてAIを取り入れられているケースが多いです。

その場合、ソリューション、ツールだけをご提案してもその企業にフィットしないことが多く、企業ごとに解決したい課題はバラバラな為、そういった課題を整理してAIを使うべきかどうか立ち返って提案するケースが多くなってきます。

その為必要なスキルとしてはコンサルティングファームにいらっしゃるような方、大企業相手にやっていたような仕事と親和性が高くなるわけです。ゆえに、AIのスタートアップでは比較的、積極的にコンサルティングファームのご出身者を積極的に採用していくという裏側があります。

アイデミーも同じように教育研修のツールや、機械学習モデルを運用するためのツールというものを提供しておりまして、コンサルティングファームなどを中心に、人材を積極的に採用しております。ご興味ある方はお声がけいただければと思います。

これから、こういったAI業界の裏側を様々お話しできればと思いますのでぜひまた聞いていただけると嬉しいです。以上です。

アイデミーでは積極的に人材を採用しています!

アイデミーは2020年1月に8.3億円の資金調達を行い、AIなどの技術の社会実装をミッションとする東大発のAIスタートアップです。Biz/Eng/Corp全職種で積極採用中です!以下の採用情報の「私たちは仲間を探しています」か、「Wantedly」から是非お声がけください!


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