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2023→2024 -謹賀新年と備忘録②-

5日のぶりの柔術。
午前中は通常クラスに参加して、午後にはマックスとニックのセミナーに。
久しぶりに身体を動かしたので既にところどころ痛い。
でもその痛みがよい。

柔術をやれる気持ちになること、持っていくこと。
それも大事なことだと今回しみじみと痛感したわ。

糸魚川のこと

2日の夕方には糸魚川に到着し、思ったよりも落ち着いていたことに安堵した。
安堵していたらとんでもないニュースが飛び込んできて、いったいどうなっているのかと…。
この件は本筋ではないから割愛するけれど、筆舌に尽くし難い事故であった。

余震は一日に複数回。
体感するのは震度3からで、地鳴りのような音がしたと思うと揺れが来る。
このような場合は能登半島は震度5などの揺れなので大きな被害がある地域の不安は想像を絶するものがある。

娘は余震がある度、私にくっついてくるほどに怖がっていた。
昨年のGW、帰省するも私が先に帰京し娘が一人で実家に残っていた日の夜に能登を震源とした地震が起きた。
当時の地元は震度4ほどだったと思う。
一人で寝ている時に揺れたら怖いよね…しかも住んでいる場所ではないし。
その日以降は布団を持っていき母の横で寝たらしい。
そのくらい怖い思いをしたので、やはり余震は不安になったみたい。
それでも一緒に帰省すると言って来てくれたのは嬉しいこと。

実家や弟宅には大きな被害はなかったものの、近所の神社の灯篭が倒壊していたし、エリアによっては塀や屋根の倒壊、液状化や家の傾きなどが見られたようだ。

地震発生後には糸魚川市内の川でも津波による逆流などがあり、そうそう安易に「被害がない」などとは言えない状況ではある。

また、地震発生から間もなくして糸魚川と上越を結ぶ国道8号が土砂崩れで通行止めとなった。
こちらはいまだに通行止めのままのよう…。
(能登半島の復旧作業の方が優先度高いからね)

災害にあわれた地域の方々のご無事と、一日も早い復旧を願うのみ…。

とはいえ。
実家やその周辺ではほぼ通常通りの生活になっていて、スーパーで普通に買い物もできるし温泉も通常営業していたし大きな不便はなかった。
ヤマトも「日付指定はできない」けれど通常通り受け付けてくれたし、なんなら翌日には届いていた模様。
日本の交通インフラ、ロジスティクスは本当にすごい。

3日に発送し4日には東京の陽子さんのもとへ
すごいことよ…

ヤマトと言えば、帰省の時には事前に荷物は実家に送っている。
今回も1月2日着予定で荷物を送る手配をしていた。
でも1日の震災で届かない可能性はおおいにあるし、いつになるかもわからないかもしれないな…なんて思っていたのだけど、なんと日時指定通り2日の午前中にちゃんと届いていたのです。
これ、12月31日に配送手続きをして、1月2日午前を指定していたからみたい。
1月1日の昼には糸魚川の配送センターには到着していて指定日の2日まで保管されていたとのこと。
1日遅ければ受付自体できなかった模様。
(実家に届けてくれたドライバーさんから父が聞いた話)
これもほんとついてた。

実家でのこと

3日は甥っ子たちが朝早くから実家に来ていて大騒ぎしていた。
まだ寝ている我々の部屋にもやってきて「起きないのー」と…元気すぎる。
その後も一日中家の中で大騒ぎして遊び倒して、夕飯前にようやく送り届けたわ。
子供は2人いるとずっと元気に遊んでる。
良かった。
1日の地震や津波、そして寒い中での避難などの非日常の出来事や恐怖や不安は絶対に感じていただろうから。
だから余震も数回あったけど、子供たちはあまり気づいていない様子だったのでちょっと安心した。
勿論、何かあった場合の安全は確保するつもりでいたけども。

そして妹は一足先に東京へ帰ったのでお見送り。
今回、妹がいてくれて本当に良かった。
冷静だし情報も適切に送ってくれていたから、帰省するまでの間の情報が少ない状況では特にありがたかった。
何よりも、地震と津波警報が発生した時に親と一緒にいてくれたことはやはり安心だった。
(弟もいるけど、自分の家族優先だからね)
2日以降はそれなりにゆっくりできたのかな?
妹とも久しぶりにゆっくり過ごせて楽しかったな。

茶の間でダラダラしてる娘と妹


実家では特段やることもないので必然的に早寝になる。
早々に寝室で布団に入りながら、毎晩のように娘と笑える動画を観ていた。
やはり被災のニュースや情報を多くインプットしていると、知らず知らずのうちに精神的に疲弊してしまう。
余震は怖いしね。
笑ったりくだらない話をしたりするのって大事だよね。
短い期間だけど、両親も孫や子供と話をすることでストレス軽減されていたら良いなと思う。

尚、私は2021年のガキ使のマツケンの動画にかなり救われましたわ。
これはTwitterの
#不安な気持ちを吹き飛ばすくだらない動画像が見られるタグ
から探せます。
他にもふふってなるものやクセになる面白さのものがたくさん。

翌日4日は午前中はリモートでお仕事始め。
とは言っても会社全体は有休奨励日なのでふんわりのんびり。
業務都合で仕事する人は、2時間以上業務したらまる1日の勤務とみなすという特例措置。
私も請求処理だけして昼すぎには終了。
メール処理もできたし、9日からいきなり勤務よりはなんとなく気が楽。

そうそう。
実家について真っ先にしたことの一つに「NERV防災」のアプリをDLしたことがある。
もともとTwitterではフォローしていたんだけど、アルゴリズムの改変で時間軸で並ばなくなったのでちょっと混乱しがちだったので、評判もよかったアプリをDL。
これは大正解だった。
どこよりも速い。
余震もNERVのおかげで心構えできた、ほんと。

おすすめする。

この記事もとても良かった。
一読の価値あり。

父の誕生日のこと

1月4日は父の誕生日なので、お昼ご飯のあとに娘とケーキを購入しに出掛ける。

父は今年で80歳。
ついに80歳かぁ…となんとも言えない想いがある。
いつまでも健康で元気でいて欲しいし、楽しく過ごして欲しい。
実際には孫(甥っ子)はまだ幼いし、そんな子供たちを結構な頻度で相手していることもあってか、見た目も体力的にも実年齢よりはずっと若く思える。(そうあって欲しいという願望も含む)
「透子(娘)の成人までは元気でいる」と父本人も言っている。
あと5年後だね。
どうか元気で過ごしてください。
本当に。

父と甥っ子たち(一応顔隠す)
郵便屋さんごっこしてる


見た目は母親似と言われるけど、性格は兄弟の中で一番私が父に近いだろうと思う。
一般的な考え方は比較的ニュートラルなのに、家族には割と頑固。
めんどくさい面も大いにある父だけど、尊敬も信頼もしている。
私は父に甘えっぱなしだと自覚もある。
40も半ばすぎて何を言っているのかと思うほどに、いまだ頼ってばかりだ。
だからこそ、真剣に親の老いに向き合っていかねばとならないと自覚はしている。
まだまだ覚悟は足りないけどもね…。

今年のテーマ・方針のこと

ケーキを購入したその足で地元の神社に初詣。
もう4日ということもあり人もほとんどいなかった。
やはりここも灯篭が倒壊してた…。
片付けもままならない状態の参道を歩き、拝殿へ。

ここでも願うは家族の無事と震災の被害の平常化。
そのうえで、この先をしっかり生きていける自分でいられるようにと。

今回はおみくじをひいた。
末吉だったけど、概ね良い感じの内容と運勢だった。
自分のやりたいことをやる・願いを叶えるには
「人のために動きなさい」
端的に言えばそんな感じのことが書いてあった。

なんだろうね、きっとそうなんだろうと思うのよ。
自分としてはすっと入る内容だった。
【利他の精神】と言うところでしょうか。

自分が良ければいいとか、そんなことは思わないようにしているつもりだけど、人間どうしてもわがままになるからね…。
無論、人のためだけに生きることは難しいけれど、誰かのために動いたことで自分自身が幸せを感じられたらそれは嬉しい。
小さなことから大切に。

今年はそんな想い・行動を大事にしていく所存。


震災の被害状況がまだ完全にわからない地域もあるようだし、明日から北陸は天気が崩れ雪になる模様。
厳しい状況が続いている。

今、自分たちにできることは自らの生活をしっかり送ること。
そのうえでできる範囲で支援していくこと。
寄付でも、時が来た際のボランティアでも、支援企業の商品を購入することでも、被災地のものを購入することでも、なんでもよいと思うのです。


一日でも早い復興を願います。


ここまで読んでくれてありがとうー。
もう少し書き綴りたいことがあるので、また次回に。


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