20歳の皆さんへ
こんにちは。矢野です。
今日は僕が成人式の日に新成人の方に向けてブログに書いた内容をこちらに載せておきます。
新成人に向けたものではありますが割とどの世代にも当てはまる話だと思いますし、ある意味自分に向けて言っているところもある気がします。
以下内容となります。どうぞ。
体感年齢的には18歳〜20歳で人生の半分くらいらしい。
よくいう歳をとると1年が短く感じるというのと通ずるもので、人生80年とした時相対的な時間の感じ方としてそれくらいの時期でちょうど折り返しくらい。そう思うと人生はあっという間ですね。
だからまだ20歳だから大丈夫なんて思ってないでやりたこと全部やって悔いなく生きましょうということと、その一方でまだ20歳だからどんなに失敗してもやり直しがきくよということを伝えたいです。
「もう20歳だから」という視点と「まだ20歳だから」という視点を両方持つことが大事なのかなと思います。
その両方に共通するのは他人の目とか評価とか気にせずやりたいことやろうということ。
20歳になったからこの瞬間から何かが変わるというものではありません。
多分大半の人が思ってた20歳じゃない。もっと大人だと思っていたことでしょう。僕は今でもそう思ってるしみんな思ってることだと思います。
ただ一つ違いがあるとすれば外から見た時にあらゆることの責任を自分で取らなければいけなくなるということ。
今までは主に親が学校が何か問題があった時には責任を取ってくれましたが、これからは自分が責任を取らなければいけなくなる。
これは考え方を変えれば自分で責任を取れるようになるということで。
誰かに責任をとってもらうということはその分その人の言うことを聞かなきゃいけない。こうしなさいああしなさいと言われることに対して従わなきゃいけないと言うことなのでその中で生きづらさを感じる人もいたと思います。
だからあらゆる選択に対して自分で責任を持ってください。それは大学受験にしろ就職にしろ結婚にしろそうです。仮に誰かに言われたからだとしても選んだのは自分です。こんなはずじゃなかったと後で思っても、その人を責めるのはお門違いです。自分で責任を取るとはそう言うこと。
その代わり何を選んでも選ばなくても自由です。誰にも何も文句は言わせなくていい。
その時に一つ参考にしてもらいたい考え方があって、僕も最近こう思うようになったのですが、何かを始める時結果や評価に囚われすぎないと言うこと。
今はコスパやタイパなんて言葉が流行ってるくらい何かにつけて効率と最短で結果を出すと言うことが優先されて、さらにSNSの普及によって他人からの評価をすごく気にする時代になりました。
まあそれだけじゃなくても例えば子供の頃とかみんな一度は絵を描くのが好きで描いてましたよね。でも知らない間に辞めてたと思います。単純に興味がなくなったと言う理由もあると思いますが、実は親に笑いながら「あんた下手やな〜」と言われて辞めてたり、他人の絵と見比べて自分が下手だと思って辞めてたりするんです。絵だけじゃなくても似たような経験は誰しも一度はあると思います。
でもここで辞めなかった人がその道のプロになっているんですよね。その人たちと自分たちの違いは何かというとみんな今の結果だけを見て「才能」があるないで判断するんですけど、僕は才能っていうのは「続けることができる」と言うものだと思っています。
あの世界一有名な画家のピカソだって書き上げた作品の数は確か1万数千枚とか。その他の有名な画家でもせいぜい数百枚というところらしいです。その中でみんなが知ってる絵なんて数枚でしょう。ピカソだってそうなんですからみんなそうに決まってます。
そして続けるために大事なことが最初に言った結果や評価に囚われすぎないと言うこと。自分がこれをやろうと決めたことをただただ日々やると言うことに価値を感じられるようになりたいですね。人生というのは何を成し遂げたのかという結果ではなく、結局日々の暮らしの中にしかないような気がしています。
長くなりましたがなんだかその当時の自分に言ってあげたい内容になりました。
ある意味これは何歳になっても変わらないものかもしれません。
僕もこの歳になって画材を買って絵を描き始めてみたり、ピアノやギターを始めたりしています。
何歳になってもできないことを楽しめる遊び心を忘れずにいたいですね。
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