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Vol.11 細胞の寿命を決める「テロメア」ってなんだ?

こんばんは🌙😃❗

突然ですが、
今回の学びのテーマ、
「テロメア」という言葉をご存知でしょうか?

私はアンチエイジングを学ぶ中で
初めて聞いた言葉です👂

人間のからだには60兆個の細胞があり、
細胞は日々ダメージを受けていますが、
ダメージを受けた細胞は分裂し、再生することで
若さを保っています。


しかし、
細胞分裂の能力が衰えてくると、新陳代謝が行われず身体が老化していきます。

細胞の寿命を決める、
染色体の末端部にある構造、
それが

「テロメア」

です☝️


テロメアは、
染色体の中にある
重要な遺伝子情報(=DNA)を守っています。
細胞分裂のたびにDNAは複製されますが、
末端は複製されないため、
細胞分裂の度に末端が短くなっていき、
ある程度の長さになると、
分裂できなくなり、細胞が死滅します。

テロメアは、
細胞を傷つける要因の多い、
以下のようなライフスタイル
により
短くなり、老化も早まるという
研究報告があります。

喫煙
肥満
運動習慣なし
短時間睡眠



テロメアを長く保つには、
細胞を傷つける要因をできるだけ減らすことが
大切。


女性ホルモン(エストロゲン)
テロメアを守っている研究報告もあります。

また、
テロメアの安定化・長く保つ働きをもつ酵素、
テロメラーゼ」が発見されました。


このテロメア-ゼの働きが活発になると

テロメアが長くなる
⭕細胞分裂できる回数が多く
なる。
 ⇒若々しい細胞である時間が長くなるとされて
  います。


テロメア-ゼの活性化には、

アストラガルス
(中医学や漢方で薬草として活用されるハーブの一種)

⭕適度な運動

上記2種が有効とされています。

ロンドンで1000人以上の女性対象とした調査
適度な運動している方と運動せず肥満の方対象
肥満の方はテロメアが短かったという研究結果も
あります。

ハーバード大学の研究では、
テロメア-ゼが働かないようにしたネズミは
テロメアが短くなり、老化現象がより強く現れることが分かっています。

テロメアを保ち、
テロメア-ゼを活性化する
には、、、

精神的・身体的ストレス、喫煙、肥満等細胞を
 傷つける要因を減らし、必要以上の細胞分裂が
 行われないようにする

女性ホルモンを活性化する

⭕テロメア-ゼを活性化
 アストラガルス、適度な運動

テロメアを長く保ち、
無制限に分裂できる、
まるで不老長寿の実現かと思われる方も
いるかもしれませんが、

その実態は、「がん細胞」であることも
明らかになってきています。

がん細胞では、たいていテロメア-ゼが活性化され
テロメアが長い状態を維持できるため、
無限に分裂を繰り返します。


細胞分裂をいかに適度に制御するかが課題
になっています。

細胞老化が体全体の老化と
完全にイコールというわけではなく

テロメアの喪失以外に
細胞老化・細胞死の原因は、
酸化、糖化、腸内環境等
さまざまな説がありますが、
細胞を傷つける要因となり得るものを
減らしていくことが

大切です。

最後までお読み頂き、ありがとうございます❤️

#アンチエイジング #テロメア#テロメアーゼ活性化#女性ホルモン#適度な運動#学びながらシェア

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