Vol.19 過剰な刺激から体を守る「免疫」
こんばんは😃🌃
今日は晴れて気持ちが良かったですね☀️
私は午前中、近所を1時間程散歩しました🚶♀️
今日のお題は「免疫」です
「免疫」といえば、、、
細菌やウイルスなど体内に入ってきたときに
体の中で白血球が戦って、体を守ってくれる
システムと考える方が多いと思います。
正解でーす😆😆
この白血球、色々な種類が存在し、
それぞれに役割があります。
〈ヒトの免疫システムは2種類あります〉
もともと備わっている《自然免疫》と
一度、細菌やウイルス、アレルゲンなどに
対処したことで得られる《獲得免疫》
〈白血球ができるまで〉
骨髄の造血幹細胞(血液のもととなる細胞)で産成され、
胸腺で大きくなります。
白血球の70%は腸に存在しています。
※胸腺
胸腺は胸骨裏面の前縦隔に位置する免疫担当臓器。
Tリンパ球が成熟する場所です。
(画像引用:国立がん研究センターHP)
〈血液についてさらりとお話〉
血液は体重の約8%を占め、骨髄の造血幹細胞で
赤血球・白血球・血小板。それぞれが産生されます。
骨髄は睡眠時に活発に働いており、
寝不足※が続くと古い血液が使い回されることに
なります。
※寝不足
色々な媒体で「睡眠は大事」といわれており、
このnoteでも「睡眠不足」は避けましょうと
伝えておりますが、
そもそも睡眠に対する基準はあるのでしょうか?
答えは「No」です
実は、睡眠の絶対的な基準はありません。
その理由は体質・性格・年齢など
個人的要因に影響されるためです。
また、睡眠時間が長くても短くても
健康状態を損なうというデータも
あります。
成人の場合、
目安は6-7時間とされています。
〈獲得免疫システム〉
先程、一度細菌やウイルスなど対処したときに
得られる免疫システムとお話しましたが、
そのしくみは、、、
体内に異物侵入
↓
マクロファージが異物の侵入を
ヘルパーT細胞に伝えます
↓
ヘルパーT細胞がキラーT細胞や
Bリンパ球※に指示を出すと同時に
サイトカイン※※を分泌
↓
異物を退治する
※ キラーT細胞…ウイルス感染した細胞、
がん細胞を破壊する
※ Bリンパ球...一度侵入してきた異物に対し
抗体をつくり、次の侵入に備える
※※ サイトカイン...体内/体外で環境の変化が
起きても体の働きを常に
同じ状態に保つための
物質で、炎症反応を
抑える働きをする
ヘルパーT細胞は1型と2型があり、
1型は細菌やウイルス、
2型はダニ、カビ、花粉などのアレルゲンに
反応します。
通常は、ヘルパーT細胞、サイトカインがバランスを
保っていますが、このバランスが崩れると
病気のリスクが高まります。
1型に傾くと自分の細胞を攻撃する自己免疫疾患に、
2型に傾くと花粉症などアレルギー反応が強くなり、
発がんリスクも高まるといわれています。
現代人に多いのは2型です。
〈白血球のバランスを保つための方法〉
白血球の70%は腸内に存在しているため、
腸内環境を整えることが大切です。
乳酸菌とその生成物が非常に有効といわれている
ため、発酵食品の摂取は欠かせませんね。
また、食物繊維も腸内環境を整えるのに必要な
栄養素となります。
近年、「第七の栄養素」といわれ、
先日投稿した記事でもご紹介した
フィトケミカルも効果があります。
⭕きのこに含まれる「Βグルカン」
⭕チンゲン菜、ブロッコリー、キャベツ、ケール、
小松菜、白菜、大根などアブラナ科に含まれる
「イソチオシアネート」
⭕にんにく、ねぎに含まれる「アリシン」
⭕かぼちゃ、ニンジンなど緑黄色野菜に含まれる
「Βカロテン」
⭕モロヘイヤ、オクラ、山芋類、海草類など
ネバネバヌルヌル食材に含まれる「ムチン」
⭕牛レバー、豚レバー、あさり、かつおなどに
含まれる「ビタミンB群」です
色々な栄養素を摂ろうとすると、
ついつい食べ過ぎてしまいますが、
どんなにバランスがとれた食事でも
食べすぎは免疫細胞の機能低下を招くことに
なり、逆効果😱
腹7分目にとどめることも合わせて意識すると
より良いと思います。
〈参考・引用HP〉
☆イムバランス
☆国立がん研究センター
最後までお読み頂き、ありがとうございます❤️
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#サイトカイン #ヘルパーT細胞#腸内環境#乳酸菌#発酵食品#食物繊維#フィトケミカル
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