ウクライナ情勢について
21世紀に侵略戦争なんて
ウクライナ情勢が緊迫してからずっと、最悪な事態にならぬように…と。21世紀に侵略戦争なんて、まさか…と。言うても、人々の意識が平和に向かう今、戦争のナイ世界が永久的に続くと、そう思っておりました。
しかし時代の端境期ですから日本で言うところの幕末の動乱期と同様に、何が起こるか予想不可能なのでしょう。
例えばロシアに対して他国が軍事制裁を加えたにしても、それが経済制裁だったとしても、どちらにしても全世界に影響が出ることは当然のことです。
ちなみに世界史専攻だったにも関わらず、わたしもよく理解できん…から始まった今回のウクライナ問題。どこを見渡しても難しい言葉が連なり「???」ですよね。
高尚な方よノーモアマウントでお願いします(笑)と言うわけで、勝手に要約します。
NATOとは?
ロシア侵攻の引き金となった、ウクライナのNATO加盟を希望する声。
NATOとは、North Atlantic Treaty Organizationの略。日本語では「北大西洋条約機構」ですね。ヨーロッパおよび北米の30カ国による軍事同盟のこと。
簡単に言うと、第2次世界大戦後の東西冷戦時代に
・旧ソ連に対抗するために生まれた軍事同盟
・共産主義国の脅威に対抗する軍事同盟
のこと。
独立した加盟国が外部からの攻撃に対応し、防衛に合意する集団防衛システムとな。
ふむ…軍事同盟ですもの、NATOが発足した時点で戦争がスタートしてますよね?そんな単純なことではないけど、そもそもNATO側から仕掛けてるじゃん…。
ロシアの強い危機感
ロシアのウクライナに対する軍事圧力の目的は、NATOの拡大阻止です。
当たり前ですよね。これ以上NATO加盟国が増えては困ります。繰り返しますが、NATOは共産主義国に対抗する軍事同盟です。国境を接するウクライナのNATO加盟は、ロシアにとって最大の脅威。喉元に短剣を突きつけられた感じなのでしょう。
そしてロシアは、ウクライナを勝手に自国の勢力だとみなしてるor自国の勢力であるべきだと願っております。ですから、裏切ったのか!と、怒ってるんでしょう。
全然付き合ってるつもりがナイのに、むしろ離れたくて仕方ないのに、相手は付き合ってると思い込んでストーカーされてる感じに見えるのは私だけ?
はたまた、自分の味方だと思っていた隣人が、大嫌いなグループと仲良くしちゃうことが許せず、強制的に分裂させるべく自宅に上がり込んで、殴ってみたり人質にとってみたりしてるってことでしょ?民間の事件と仮定したら、相当気が触れた過激派です。
ロシアの最終目標は何だろう?と考えてみる。
ウクライナはソ連崩壊後に独立しております。どのような選択をするかは、国の自由です。制約できません。しかしロシアは、ウクライナのNATO加盟を断固認めないと言います。意味がわかりません。ウクライナは独立国家じゃなかったんですか!?
親ロシア派と親欧米派の対立でウクライナの内部情勢が不安定だったこともあり、親ロシア派が一定数存在する限り、プーチン大統領がウクライナをロシアの一部だと認識しパワープレイに出ることも理解できます。
そして最終的には、首都であるキエフを陥落させて親ロシア政権を発足させるつもりではないでしょうか。そう簡単には行きませんが、国民の入れ替えです。親ロシア派の国民は残し、ロシア人の支配地域をロシアに併合するなど、自分たちの領土にすることが目的ではないでしょうか。
まとめ
ウクライナ問題は根深く、歴史を遡ると一筋縄では解決できぬ因縁が見え隠れします。わたしなんぞが語るに忍びありません。
どんなことがあっても戦争はあってはなりませんが、しかしロシアの主張は本当に不当なのでしょうか?ロシア側は、ほぼ全世界を敵に回してまでも軍事侵攻に踏み切った。相当腹をくくってることが伝わりますよね。プーチン大統領の命をかけた最後の戦いなのでしょう。どちらの国のことを思っても、とてもとても切なく、一概にロシアを攻める気にはなれないのです。
長くなるので、本日はこちらで失礼します。
ちなみにSNSでは、今回のウクライナ問題に対する発信の仕方がトピックとなり分断が生まれてますよね。だからわたしは敢えてnoteで書き記しました。
しかしウクライナでは、そんな小さな分断すら幸せに思えるほど悲惨な状況です。首都が陥落する危機に面していること、ウクライナ大統領は自身の首を狙われており、そのご家族を含めて、今現在どんな気持ちで過ごしているのかを考えると、いてもたっても要られません。
わたしにできることなんて正直ナイに等しいと思うけど、でもそれでも時代が大きく変革するであろうこの時をしっかりと胸に焼き付けて、生きて行きたいと思います。
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