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木星双子座入りの習慣転機予報

 占星術に興味がない方にはつまらない話になりそうなので、あらかじめお詫び申し上げます。といっても、私もそんなに詳しいわけではないのだけどね。

 昨日の朝8時15分に、木星が双子座入りをした。幸運の星と呼ばれているこの木星は、約1年づつかけて、黄道12星座(いわゆる、星占いの12星座)を回っている。つまり、特定の星座に入るのは、12年に1度、というわけだ。

 私は双子座生まれなので、昨日から「12年に1度の幸運期」に突入した、ということらしい。

 それはそれですごく喜ばしいことだし、ワクワクしてもいるのだけど、そもそも幸運期が「12年に1度しかない」ってどないやねん、とも思っている。

 前回の幸運期・・・つまり、12年前の私は何をしていたんだっけ、と思い返してみた。

 ジュリア・キャメロン氏の名著「ずっとやりたかったことを、やりなさい。」で紹介されていた「モーニングページ」というワークに初めて取り組んだのが、ちょうど12年前だった。

 朝起きてすぐにノートを開き、なんでも思いついたことをひたすらノートに書きつけてゆくこと、毎日3ページ。どんな素敵な物語が生まれるのかしら? なんて思っていた私は、本当に甘かった。実際は、

休みたい休みたい休みたい休みたい休みたい休みたい疲れた疲れた疲れた休みたい休みたい休みたい・・・(以下エンドレスw)

 ・・・よくもまぁこれだけで3ページ埋められたもんだと我ながら感心・・・している場合でもなかった。実は相当、精神的に追い詰められていたんだな、ということに気づいたのが、前回の「木星双子座入り」の際に起こった出来事であった。

 結果から言うと、私は木星が双子座を抜ける前に、30年近く勤めていた会社を退職することになった。

 さらにその12年前を思い出してみる。木星双子座入りの時期を含む前後1年半ほどの間に、離婚して、この人生で唯一心の底から好きだった人と付き合って、そして別れていた。激しすぎる(苦笑)。

 敬愛してやまない占星術師・マドモアゼル愛先生の動画(この記事の最後にリンク貼っておきますね)によると、この木星双子座入りは、いわゆる双子座生まれ(太陽星座が双子座)の人だけに作用するのではなく、全体的な宇宙の流れにも影響を及ぼすのだという。

 双子座は、重たく、暗く、縛られることが嫌い、退屈や緊張は死を意味するという星座だと愛先生は語っておられた。双子座生まれとして、ただただ納得するしかない。

 結婚生活は退屈すぎるだけではなく、義父母との付き合いなど緊張を強いられる場面が多々あったし、仕事に至ってはもう、目の前にデスノートが降ってきたら、クレーマーどもを皆殺しにしてやる! とかなり本気で思っていた。すでにおかしくなっていたわけだ。

 こうして振り返ってみると、木星が双子座入りするたびに、私は生き方を大きく変えてきていた。つまり、単なるラッキーイヤーの始まり、と言うよりは、幸せに生きるための転機を迎えていたのだと思う。

 12年に1度の「タナボタ的ラッキー」というのも夢があるけど、このタイミングで、もっと長期的に幸せになれる道へ舵をきるほうがお得やん、と思うのは私だけではあるまい。双子座生まれの人じゃなくても、軽やかに、自由に生きるという方向性を目指せば、かなり素敵なことになりそうな気がする。

 さすがにもう、12年前、24年前のような、エネルギッシュな生き方変換は正直しんどいのだけど(笑)たとえば悪い習慣を少しづつやめて、よい習慣を増やしていく、みたいなことならできそうかな。というか、この12年に1度のタイミングを有効利用したいのならば、どんな小さなことだって始めないと損だよね。

 どんな小さなことからでも、幸せにむかっていけたらいいなと、心から思う。

 (音が出るので、再生時は注意してくださいね!)

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