「物理が苦手」って思い込んでるかもと思った件。

金曜日の学校にて。
物理の先生と長話をした。

先生のクラスの生徒の様子について話をしたついでに
私（以下　あ）「でも、来年は彼らを受け持つことはないと思いますよ〜」
とつぶやいた途端に
先生（以下　物）「いやぁ、来年もあいつらのこと教えるでしょ、英語とか」
あ「・・・いや流石に英語は一生ないですよw」
物「ゆーて、物理とかできるでしょ」
あ「・・・物理は・・・もうオームの法則すらできないのかって弟に馬鹿にされる程度にできないんで・・・」
物「いや、できないって思ってるだけでしょ。数学の先生なんだから」
物「苦手って言ってるけど、俺から言わせてみれば校長（数学科）とか数学科主任だって物理できないと思うよ？」
物「でもさ、あけみ先生はなんかやってそうじゃん。できると思うんだよ」
あ「いや・・・」

あ「でも、２年前に生物の先生が入ってくるか微妙なタイミングで校長から打診がありました・・・」
あ「理科だったら何を教えられそうかって・・・工業科の免許を持ってるからって・・・」
物「あー、だったら物理でしょ」
あ「そうなりますよね・・・」
物「物理基礎だったら力学がんばればいいから」
あ「熱とか電気はやらないんですか？」
物「熱は公式数個で済んじゃうし、電気は物理でやればいいから」
あ「へぇ・・・そうなんですか・・・」

私は物理が苦手である。
センター試験では３６点しか取れなかった。
なんなら未履修の日本史と３点しか変わらなかったのである。
大学で学んだ物理学も「可」しか取れず
卒業研究に至ってはトイレの水をひたすら流す。
こんなだから、数学の先生という職業についているけれど
根は文系ではないかと思っているくらいである。

しかし、現役の物理の先生からこうも言われたら
勝手に苦手と思っているのかもしれないなどと、
思い込んでしまっているのである。

恥ずかしながら、１０年前から定期的に消防設備士の試験を受けている
全部落ちているけど。
落ちているけれど、確実に共通科目の点数は上がっていて
細々とやり続けているからかもしれないが
力学だけはちょっとだけわかる。
ということは、他の数学の先生よりはブランクは少ないのかもしれない。
というか、ここまで書いてて思ったのは
苦手なくせにここまで物理の勉強をしてるって
私はどれだけドMなんだ・・・。

できないできないって思っているけれど
もしかしたら長年の積み重ねで（あってないようなものかもしれないけれど）
知らないうちにできるようになっているってことも
もしかしたらあるのかもしれないなぁって
ちょっとだけ希望が見えたのと
再来年度にはこの物理の先生が学校を去るのではという噂もあるので
大きな不安も抱えることとなった午後であった。

私には情報科という重荷もあるというのに・・・。