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かたいもの

今日、知人から荷物が届きました。
開けてみると「世界で一番硬い食品」というパンフレットが入っています。

何だと思いますか?

かみなりおこし?
おせんべい?
アメ?

食品ですから、お菓子系ではありません。
そして、固いでもなく、堅いでもなく、硬いものです。

この三つはどう違うのでしょうか。

「固い」
力を加えても簡単に形が変わらない様子。
一定の形ができていて、固まっている状態。
例 固形、凝固など。
反対語は、緩い。

固いの反対語は、柔らかいだと思っていました。

「堅い」
モノの質が強くて丈夫であること。
しっかりとしたモノ、衝撃を与えても壊れにくいモノ。
例 堅い木材
反対語は、もろい。

なるほど。

「硬い」
物質的な硬さ。
質が丈夫で傷つきにくい。
例 硬い石、硬いえんぴつなど。
反対語は、やわらかい。

調べてみると、面白いですね。

さて、我が家に届いた「硬い食品」とは、なんでしょうか。

それは、かつおぶしでした。

確かに、硬い。
叩くと、コーンという音がします。聞きやすくて余韻が残る音でした。
おいしい予感がします。

作っているのは、高知県土佐市にある竹内商店というお店です。
創業1947年。
土佐市で唯一、枯本節を製造しています。

もちろん、一本一本手作り。
天日とカビで乾燥させています。

この会社のキャッチフレーズが、素敵でいいなあと思いました。

『人と火と干と日と そして人へ』

手間と時間をかけていることが、伝わってきます。

一本ずつ真空パックになっているので、使いやすい。
家でのご飯は和食ですから、とても嬉しい贈り物でした。

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