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また会いたいと思える人

海外旅行好きな私。
先日近所の美術館で開催されている、とある国の写真展に行ってきました。

そこには膨大な写真と展示物に囲まれていた主催者である70代の男性(Aさん)がいました。

たまたま他のお客さんがいなかったのもあり、じっくり話すことができましたが、Aさんの話を通して「自分もこんな人になりたいな」「また会って話を聞きたいな」と思えるほどとても素敵でした。

それはなぜなのか?

教えてくださいと言われたら?

突然ですが、こんな時どうしますか?

・自分より若い子が自分と同じ趣味を持っている
・それに関して色々質問してくれる

これが趣味じゃなくても

・地元に引っ越してきたばかりの若者
・自分の職場に入ってきた子
が、「色々教えてください!」と言ってくる

どうですか?

何も考えていない私なら、きっとありったけの知識を相手に伝えようとします。良かれと思って。

果たしてこれは相手にとって本当にいいことなのでしょうか?

こちらのペースを汲み取る人

Aさんは、まったくそういうことをしない方でした。

・こちらが聞いたことだけ答える
私の反応を見て「実はこういうのもあるんだけど」と新しいものを見せてくれる

それがとても居心地がよかったんです。

「良かれと思って」が仇になる

歳を重ねると経験豊富な分、伝えたいことが多すぎて、相手の反応よりも自分のペースで喋り倒す人も少なくありません。

そういう人に当たると、聞き手だった私は「自分の聞きたいこと」ではなく「相手の話したいこと」に耳を傾け満足させる役目を負い、すっかり疲弊してしまった…という苦い経験があります。

話し手から見ると「自分の知識や経験を相手に伝えて役に立っている!」と思っているのでしょうけどね

ちょっとしんどいですよね。

聞かれないことは言わない

それとは逆で、Aさんは私のペースに寄り添ってくれました。
入り口でAさんの経歴をさらっと見ましたが、講演依頼が来るほど色々な経験をされてきた方です。それだけ話すネタはあるはずです。

でも私がそこを聞かなかったから、話さない。

シンプルだけど、それができる人ってかっこいいなと思うし、この方は一方的に喋り倒す人じゃないと分かると、聞き手としては安心して「また会いたいな」と感じるようになります。

相手のニーズだけに応える

私は働いていはいないけれど気づけば今の園は6年目だし、ワンオペ育児歴は8年目と、自動的に経験者としての立場が出来てきています。

そこに「今年入園したばかりです、色々と教えてください」「ワンオペ育児慣れないです、どうすればいいですか?」という方が来ても、

✖️ これは知っておいたら得な事を伝える
⭕️ 相手が知りたいことだけを伝える

これを気をつけたいなと思いました。

お互いが居心地の良い空間を

一見「余計なことは話さないで!」「私の知りたいことだけ答えればいいのよ!」とワガママのように聞こえてしまうかもしれません。

もちろん聞き手も話し手も楽しくコミュニケーションをとることは大切です。大事なのはお互いが楽しい、居心地がいいと感じることではないかと考えます。

先日頼んだふるさと納税のお米。20KGで10,000円はお得すぎる!到着が楽しみです☺️



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