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『味噌󠄀汁ぶっかけ飯』

ササッと済ませた食事のあと。

冷やしたコーヒーを取り出そうとして、冷蔵庫の前に行き、開ける。

 美味かったなぁ、冷や汁。

初めての味に満足した。そこで、気づく。

 ✤ 

 宮崎県の郷土料理『冷や汁』。

 それに倣い、手軽にと考えられた“サバ缶冷や汁”があると知った。

 さすがに、札幌のこの暑さ。真似てみることにしました。 

サバ缶、きゅうりはある。

 すりごま、すりおろし生姜もある。

あと、便乗して開封済みの『ごまペースト』も使おう。

 なるほど、豆腐も加えるわけだ。

 大葉やみょうがもトッピングに使うようだが、わざわざ足すことは、見送る。

 ✤ 

 あっという間に完成! 

時短料理であり、健康料理だ。

 しでも…何か物足りない。 

見た目が、違う…。 


淡いピンク色の茗荷と、輪切りのきゅうりのコントラストが、ある意味で“決め手”になっているのだろう。

 それは、敢えて言うなら、シュールリアリズムの巨匠、ダリが手がけた、舞台衣装の淡い色味に似ている。 

なるほど…味だけでなく、薬味の色味も大事だな。

そのあたりを補う。

 つまりこういうことになると思う。


 ✤ 

 2膳分を食べ終わり、冷蔵庫へ向かう、僕。

 冷蔵庫を開けて、はたと気づく。

 何、これ??  なんで?? 

え!?

あ!!

入れ忘れたーー!豆腐!!

 ✤ 


 結局、今しがた食べたのは、ただの“味噌󠄀汁ぶっかけ飯”ということか…。(੭ ᐕ)) 

 それもこれも、この暑さのせいだとは思うんだけど…。
(๏ ̮ ๏)

Smithの夏の歌を聴くとしよう…( ´•ᴗ•ก)



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