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ジャンクで拾った怪しいCanon EF100mm F2.8macro(初代)について

ジャンク品にしては綺麗すぎるマクロレンズ

6月も後半に差し掛かった日(というか今日)。
自分は例のよって広瀬通のカメラのコセキでジャンク品を探していた。

「こっちにはNikon FA、あっちにはNewFD400mm F4.5のジャンクがあるぞ……とはいえ、カビ取れるか?」と思っていた時、2,200円のEFマウントの単焦点ジャンクを見つけた。

「少なくともα7系統では動くが、EOSではROMの関係で動かないシグマ製か?」と思っていたが、キヤノン純正の「ちょい長め」な焦点距離のEFマウントレンズのEF100mm F2.8 macro(90年発売・非USMの初代)だった。

光学系にカビと曇りがない、強いて言うならジャンク理由としての「MF切り替えレバーがない(TOP写真参照)」こと以外はジャンクである理由がない、しかも純正品とあればEOS6Dでも動く……と言うことですかさず購入した次第である。

それはそうとして、5月後半に東京CAMERAで怪しい産業用ネジマウント付きFA50mm F1.4を手に入れた上に、今回も怪しいレンズ買ったのだから、三度目は何かあるのかと感じてしまう次第。

開放F2.8でやけくそハンバーグを撮る

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ちょうど持っていたカメラがDMC-G8でテスト撮影なんてできない状況な上に、夕方に差し掛かっていたということもあってということもあって、今夜の晩であるやけくそハンバーグに被写体にして撮影。

少なくとも、EOS6Dとの組み合わせでは非USMのマクロレンズということでAFが遅いこと以外は「普通に」使えたのであるが、やけくそハンバーグを食べながらこんなことが頭に浮かんできたのである。

ちなみに、肝心のやけくそハンバーグの味に関してであるがコショウだけで味付けしたせいなのか「肉臭い」感じがして「次はナツメグあたりで下処理を済ませたい」と思って次第である

(ひょっとして)プリクラ筐体の中身が流れたのでは?

アプリでの加工が当たり前の中におけるプリクラの20年代の「立ち位置」がわからないが、プリクラの筐体の中には00年代はハイエンドコンデジ(ミノルタのDiMAGEシリーズが入っていた話もある)、00年代後半からはAPS-Cのミドルエンドデジイチとマクロレンズが入っていたというのは聞く話である。

筐体にカメラを取り付ける際に、ボディ側のカバーやMF切り替えレバーのような「機能とは関係のない」部分を取り外した上で使われている(プリクラ流れのコンデジやデジイチをヤフオクで見る限り、筐体メーカーによってそこの部分の処理は様々にあると想像)と考えれば「ひょっとして、このマクロレンズはプリクラ筐体流れなのかもしれない」と思ってしまった次第である。

とはいえ疑問点も

とはいえ、00年には今回手に入れたEF100mmマクロ後継のEF100mm F2.8 macro USMが発売されていることを踏まえると「移り変わりが激しいプリクラ業界でそんな古いレンズを延々と使うか?」となると疑問である。

それこそ「古い筐体を回収して高コスト部品であるマクロレンズだけ長いこと再利用して今に至るまで使われてきた」だの「業者が生産停止前に大量にストックして組み込んでいた」といったイマイチ説得力に欠ける理由しか見当たらないのである。

そう考えると、手に入れて早々に謎が深まるばかりのマクロレンズである……。

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