わたしのかんがえるさいきょうのせいかつ/#1ヶ月書くチャレンジ Day28

いしかわゆきさんの『書く習慣』からスタートした#1ヶ月書くチャレンジ。本日はなんと28日目。ゴールテープがそろそろ見え始めてきた。感慨深い。

エモに浸る前に本日のお題はこちら。
Day.28 もしも1つだけ夢が叶うとしたら

1つだけ！1つだけなのか〜〜とベッドの上でゴロゴロと考えながらハッと思いついた。

私による私のためのていねいな暮らし、いわゆる「わたしのかんがえるさいきょうのせいかつ」を実現させること。

これなんじゃないだろうか。
だいたいの生活のベースを作っておいて、その中で必要なタイミングで足したり引いたり。自分を軸にして、やりたいことを取りこぼさず、好きなことを続けられて、健康的な生活をして過ごす。追い立てられもせず、自分のペースを崩されることも無くのうのうのんびりと自分なりのていねいな暮らしを全うする。叶うならばぜひともお願いしたい。

1.さいきょうのあさ

まず生活の拠点は、人よりも緑緑山畑田んぼに囲まれた実家だ。窓を開ければ心地よい風を感じて朝を迎えて昨晩のうちに炊飯予約していた炊きたてのご飯をお茶碗によそう。だいたい朝8時に起きれば御の字じゃないだろうか。昨晩多めに作っておいた味噌汁と目玉焼き、そして納豆のシンプルな朝食を手際よく準備する。準備したご飯たちはお盆で茶の間に運ばれて、両手を広げてちょうどくらいのテレビでTverの見逃し配信を順番に観ていく。あちこちオードリーなら尚良。焦ることはなく時間が無いことはない。起きたての頭がどんどん冴えていく。その感覚を感じながらもそもそとお茶碗を綺麗に空にしていく。

2.さいきょうのごぜんちゅう

あちこちオードリー1回分の時間をかけて朝ごはんを堪能したあとは、仕事半分趣味半分の時間をベースに日中の時間を有効に使っていく。ノートパソコンを相棒に自室に引きこもって小説書いてもいいし、noteを書いたっていい。サイトに載せる文章を書いたっていい。あるいは趣向を変えて、陽の光がさんさんと降り注ぐ縁側でカタカタとしても良し、茶の間で畳と仲良くして気ままに書いてもいい。とにかく書くをベースとした猫のような生活を送る。

3.さいきょうのおひる

またうんうん頭捻って文章を重ねて消しては書いてを繰り返す。そんなこんなしてるとあっという間に至福のランチタイム。スズキのタントを走らせていったスーパーでまとめ買いした特売のうどんを茹でてつるつるとすする。この時期にここで窓際に吊るしてる風鈴なんぞあれば風情がある。夏って感じ。そんな夏を感じながらYouTube開いてチョコプラ長田さんとパンサー向井さんによる「くるま温泉チャンネル」をみて旅欲をわかせて次はどこに遊びに行こうかとぼんやりと考える。そんなことを考えながらチュルチュルとすすっていたうどんを平らげて、食休み。SNSチェックして、Tverみてぼんやりと満足したうどんのお腹を落ち着かせる。

4.さいきょうのごご

うどんの満足さを引きずって、午後一番の楽しみはインプットタイム。Kindle引っ張り出してきて、書籍を積み上げてその日にその時間に読みたい本から手をつけて脇目も振らずに没頭する。著者の考えに触れて、言葉選びに触れて田んぼのような広い視野と思考を養う。ちなみに今の気分は『ばらかもん』を読んで、朝井リョウさんの『正欲』を読んでその高低差に翻弄されてみたい。その気の向くままの午後を過ごしたら自ずと私も筆を取りたくなる。日の暮れるまで自分の文と向き合う。表現を知って言葉を尽くして、今の自分にできる範囲のものを書いていく。ネットに公開しながら、本にも出来たらいいなとその時も夢を持っていながら、カタカタと指を動かしていく。

ばらかもん 1巻 (デジタル版ガンガンコミックスONLINE)

正欲（新潮文庫）

5.さいきょうのよる

そんなこんなでお昼に食べたうどんの存在を忘れて、我慢ならずに夕飯の支度のために台所へと駆け込む。自宅の畑で取れたじゃがいもと人参、玉ねぎと特売で買った鶏肉、こくまろカレーのルーをテーブルに並べてメインはカレー。昨日畑に採りにいった自分に感謝して何百回も作った経験豊富なカレーを作り上げていく。手際よくつくったカレーをまたまた茶の間に運んでぼんやりとテレビを観ながらお腹を満たしていく。うんまいカレーを今日を作れた自分を褒めて、お腹を落ち着かせたらお風呂のお湯を貯めるために浴室へと向かう。シャワーだけじゃもったいない。定期購入しているクナイプの入浴剤を心置き無く浴槽にぶちまけて、いい文が書けたと今日の振り返りをしながら身体の芯まで温めていく。

クナイプ グーテナハト バスソルト ホップ&バレリアンの香り 850g

6.さいきょうのねるまえ

お風呂から上がってスキンケアを入念にして、髪も乾かせばあとは寝るまでゴールデンタイム。今日1番に好きにしたらいい。別の本読んでもいいし、取りたい資格があったらその勉強してもいい。文ももちろん書いてもいい。何でもOKな時間だけど、結局行き着くのはこのnoteなんじゃないだろうか。寝る前の楽しみ。一日の隙間に「今日のnoteどうしようか」と考えて、「ネタはこれに決めた！」と心に決めたものをnoteに記していく。どう書こうかと考えて、捻って、ハッシュタグ付けて公開ボタンをポチリ。公開した爽快感に包まれているとポケモンスリープのポケモンたちが呼ぶ通知がくる。もう寝る合図だ。大人しく敷いた布団に身を委ねて、明日を迎えることを楽しみにしながら眠りにつく。

なんてことない一日だけど、そのなんてことない一日を送ることって案外できないものだ。会社勤めしていれば尚更、一日の8割は出社して仕事をしてるのだから。興味深い業務内容だから一日あっという間に過ごせるけど、ぼんやりと考えたこのなんてことない一日に憧れるのだ。そして、東京も好きだけど、願うならばのんびり自分らしく居られる場所を中心にして過ごしていきたい。これぞわたしなりのていねいな暮らし。さいきょうのせいかつである。