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ピザが届く生活に馴染んできた

「ピザのチラシはいってたよ!」
朝届く家族が読む新聞の折込チラシの束に極たまに宅配ピザのチラシが入ってたんです。極たまに。

だから、毎度のことながらソワソワ。
今度こそ実家のあるエリアにも宅配するようになったんじゃないか??と期待してたんです。

けれども結論から言えばNO。
隣の市までしか宅配されず生まれ育った実家では“宅配ピザ”はテレビCMだけ知ってる遥か遠い存在でした。

わたしにとってのピザって、スーパーに併設されてるパン屋で買う1ピース。多分マルゲリータだったと思います。休みの日になるとよく買いに行ってはお昼ごはんにしてました。

「こんにちは。ドミノ・ピザです!!」


あれからだいぶ時が経ちました。
CMでしか知らなかった宅配ピザのサイトを検索して、その日の気分でピザの種類を選び決済ボタンを手慣れた手つきで押す自分がいます。

チラシを見て配達圏外なのか確認なぞせずにピザが届くのを待ってる自分がいるんです。

テレビCMくらい離れた、遠い存在と思っていたのに、ピザのほうからやってくることが当たり前になってました。

ほんとにピザが届くんだな…と思ったのは、はじめて届いたときだけ。それから社会人になった今では、ソワソワせずとも「今日はもう頼むか」と思いつきでサイトを眺めて、ピザを選んで注文を済ませるようになってました。

日常とは縁遠いと思ってたことが、東京という都市に来たことで溶け込みに溶け込んだ日常へと変わってたんです。

東京ってすごい…。

居住を移すだけでこの先の人生には縁遠いことだと思ってたものが、目の前にいつもあるわけじゃないにせよ望めば手繰り寄せて手に入るんですから。

今更ながらびっくりしてます。

ただそれだから良いことばっかりってわけじゃないけれど、機会に恵まれる環境であることに間違いはないです。

ふと今日、息を吸うように宅配ピザランチをして思った次第です。

出来立てピザは美味しい…!

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