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ちゃんどら通信:可能性を信じて矢をはなつ

先日、7月10日に新月を迎えましたね。

インド占星術のナクシャトラではプナルヴァスの月。

二日たっての投稿ですが、
新月の影響はしばらく続きますので、
プナルヴァスの新月のメッセージを
お伝えしたいと思います。

支配神は豊穣の女神

支配神はアディティといって、
全宇宙を生み出した母であり、
無限の豊かさをもたらす豊穣の女神です。

すべてを生み出すパワーと
なにものにも束縛されることのない
無限のパワーを秘めた女神アディティにより
プナルヴァスという星宿には
創造性や革新性、
そして、無限の可能性が備わっています。

アディティは
無限の可能性を与えてくれるだけでなく、
実りを約束してくれます。

新しいことを始めるのによいタイミングなのは
もちろんですが、
これまでなんとなく上手く進められなかったことを
リフレッシュして再始動させたりするのにも
よいタイミングです。

矢と弓と矢筒

シンボルマークは矢と弓と矢筒。

的を確実に射るための矢と弓は
目標や目的を達成する力があることを
表しています。

そして、矢筒に収められた矢は
その力がふんだんにあることを
表しています。

リニューアル

コロナだけでなく、
大雨による災害や、
これからくる猛暑の夏など
人間の力ではどうにもできない
自然の力と向き合うことも多いです。

計画していたことも
計画変更しなければならなかったり、
諦めなければならなかったり
大きな事業だけでなく、
ひとりひとりが今経験していることだと思います。

コロナが消えて欲しいと願っても
消えることはなく、
大雨にならないで欲しいと願っても
猛暑にならないで欲しいと願っても
止めることはできません。

私たち自身が
大きな自然の中の一部なのですから
それをコントロールするなど無理なこと。

私たちにできるのは、
コロナにかからないように工夫すること
大雨の警報がでたら早目に避難すること
暑さをしのぐための工夫をすること
などでしょうか。

自然が作りだす環境を受け容れて、
その中でどう暮らすのか、どう生きるのかを
人間の創意工夫で乗り切ることです。

これを個人サイズに置き換えてみると、
自分ではコントロールできない状況に
置かれてしまって、
その環境を変えることができないのであれば、
そのなかでできることを探すことに
力を注ぐということになります。

コントロールできないことを
なんとかしようとするのではなく、
「この状況でできることは何だろう?」
「この状況でするべきことは何だろう?」
と考えてみることが大切なのだと思うのです。

プナルヴァスには、
光の再来とか、再び輝く
などの意味があります。

暗い闇に光が差す。
そんなイメージ。

再生のときと
言ってもいいかもしれません。

今いる環境の中で、
なかなか思うようにならなかったことも
新しい視点で見直して
新しいアイデアで工夫してみることで、
前に進めることができるように
なるかもしれません。

あるいは一区切りつけて
少し違ったことをはじめてみても
よいかもしれません。

まずは、
自分自身と会話して、
どうしたいか
どうすればそれが可能か
などについて考えることから
はじめてみてはどうでしょう。

そして、目標がはっきりと見えて、
何をするべきかもわかったら、
無限の可能性のエネルギーを活かして、
その目標に向かって矢を放ってください。

プナルヴァスの新月がもつ、
創造力と無限の可能性のエネルギーと
豊穣の女神があなたをサポートしてくれますよ。

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