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あかつきさとし(反社会的勢力の排除研究家) 公式noteスタート

反社会的勢力の排除研究家あかつきさとしです。

メーカー勤務、大手法律事務所勤務を経て、2010年9月に独立して、反社チェックなどの企業法務コンサルティングを行う「反社会的勢力の排除・企業法務研究家」として活動を開始して現在に至ります。

反社チェック業務とのかかわりは、大手法律事務所勤務時に大手企業のコンプライアンス案件を担当したことから始まりました。

当時は、まだ「反社」や「反社会的勢力」という言葉もあまり一般的ではなく、そもそも「反社チェック」という言葉も使われていない時代です。

しかしながら、1990年の後半ごろからは経団連が「反社会的勢力と断固として対決する」という方針を打ち出したり、総会屋を排除するための商法の最高刑を引き上げるというような動きもありました。

そのため、勤務していた大手法律事務所には大手企業からの依頼案件がそれなりに入ってきて、私も100件余りのコンプライアンス関連業務に関わることができ、今でいう反社チェックの実務を習得。

私自身かなり忙しい日々を過ごしていたのですが、一方で日本の90%以上を占める中小企業の反社チェック案件は皆無であることに違和感があり、中小企業の反社チェックの必要性を強く感じはじめていました。

このような経緯で、ついに2010年9月に大手法律事務所を退所し、中小企業を対象に反社チェックなどの企業法務コンサルティングを行う「反社会的勢力の排除・企業法務研究家」として独立して活動を開始しました。

しかし、主要ターゲットとして考えていた中小企業にはその必要性を理解してもらえないということが続きます。

この流れが大きく変わったのは2014年ごろで、芸能人の反社会的勢力とのつながりがテレビや週刊誌などで報道されたことが契機となり、徐々に世の中に反社チェックのニーズが高まってきました。

さらに、2019年にはお笑い芸人の闇営業問題が問題となり、反社チェックの必要性が中小企業にまで認知されるようになってきたのです。

このように当初はかなり苦労をしたのですが、最近は依頼件数も増えてきており、これまでに関わった反社チェック業務は、大手法律事務所在籍時の実績を含めて約300社以上にも上ります。

個人的にはそれなりの件数をこなしてきたと思う反面、私の夢である「中小企業が当たり前に反社チェックを行う文化を作りたい」を考えると、ほとんど何もしていないに等しいのではないかという気もします。

この公式noteの開設によって、何がどう変わるのかは分からないのですが、1つでも多くの中小企業に、反社チェックの重要性や、必要性などが伝われが嬉しいです。

よろしくお願いします。


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