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「ママ」と「私」の時間

初めまして!cultureチームでお仕事をさせていただいている小山と申します。
今やりたいことを迷っている方の背中を少しでも押せたらいいなと思い、専業主婦からアカツキにJOINした私の気持ちや環境の変化などを書かせていただきます。どうぞよろしくお願いします!

▼少し自己紹介を。

小山一美(こやまかずみ)
アカツキゲームスの18卒に夫がおり、4歳と2歳の子供達がいます。
普段は義実家のシクラメン農家をしながら子育てに奮闘しています。
結婚前は介護施設やカード会社の電話営業など、異業種のお仕事に携わっていました。

なぜ専業主婦からアカツキへJOINしたのか

私は2019年に子供を産んで以来、ずっと専業主婦をしていました。
日々子育てに追われ、年末にはシクラメンの直売で忙しくする、という生活をしていると毎日接するのは子供、夫、義両親のみで外との関わりが少なく「小山一美」個人というより「ママ」でいる時間しかありませんでした。

ママでいるのは自分の望んだことですし、とても幸せですが少し世間から隔離されているような寂しさを感じていたときに夫からある話をされました。

「うちの会社の人が在宅で短時間のPCワークできる人探してるみたいだけどやってみたら?」

話を聞いた時に、「楽しそう!やってみたい!」という気持ちと「いや、自分のスキルで務まるのか?」という不安な気持ちが入り混じりました。
在宅で短時間なら私にもできそう、なにより小山一美という個人としての時間が持てるかもしれない、しかし何年もPCを触っていなかったし私のスキルなんてほぼないのに、もっと他にいい人がいるはず…

ですが、元々夫からアカツキの話を聞いていて、今までお金のためだけにしか仕事をしたことがなかった私は「面白い会社だな、こんな会社で働けたら楽しいんだろうな。」と思っていたので、「やってみないとわからない!やってみてスキルが足りなければ勉強すればいいだけだ!」と応募してみることにしました。

業務が開始して

始めは社内コミュニケーションアプリ「アカモバ」の基幹運営をさせていただくことになりました。

人生初のMacに苦戦し、「やっぱりこんなに知識も技術もないような私がこのお仕事をさせてもらっていて良いのだろうか。」「誰も私のことなんて求めていないのでは。他に良い人がいれば私なんていらないのでは。」と思っていました。普段「ママ」でいると何かを求められたり成し遂げたりといったことはほぼ皆無だったので「私」としての自信が無くなっていたのです。ですが、アカモバ前担当の方にゆっくりと丁寧に教えていただいて少しずつ業務ができるようになっていき、少しずつチームにも馴染めるようになっていきました。

状況の変化

業務に慣れてきて自走できるようになった頃、新型コロナによるリモートワークも少しずつ緩和しリアルコミュニケーションが復活してきたことから、より重要度の高いテーマに集中するためにクローズ検討がスタートしました。

アカツキでは本当にニーズや効力のある取組に力をさけるよう、状況にあわせて1〜2年で組織施策について見直しや変化を入れることが多いとのことです。せっかくやってきたものがなくなってしまうなんて…と寂しさでいっぱいでしたが、クローズに向けての作業をしている中でアカモバって自分たちで思っているよりも大切に思っていてくれた人がたくさんいたんだなと嬉しく暖かい気持ちになりました。
アーカイブを作成するため自分が作成した記事を見ていると当時のことを思い出し懐かしくなると共に、媒体はなくなってしまうけどアーカイブとして残ることで完全になくなってしまうわけではないな、やってよかったなと気持ちの整理をすることができました。

第二の仕事 Akatsuki FES

アカモバクローズ作業が終わったら私のアカツキでの業務も終わりなのかな、と寂しく思っていたところ、別の業務を相談できないかと依頼があり、次の仕事がスタートしました。
それは社内イベント「Akatsuki FES」のお手伝いでした。

私はステージ班のお手伝いをさせていただいたのですが、外部の業者さんとの連携や備品、予算の調整など初めてのことだらけです。音楽スタジオにも初めて行きました。

FES前の1週間は夜まで作業をしたり、出社したりと大忙しでしたが文化祭の準備が大好きだった私はものすごく楽しかったです。
当日を迎えると参加者の方がみんな笑顔でやってよかったなと達成感を得ることができました。

「ママ」と「私」の葛藤

ただ、この時「私」個人としては満ち足りた気持ちになっていましたが「ママ」である私は少し落ち込んでいました。作業が忙しく子供達と遊んであげられる時間が少なくなってしまっていたからです。

子供との時間を犠牲にしてまで「私」のやりたいことをするべきなのか?「ママ」は子供を1番に考えてあげなければいけないのではないのか?

FESの準備期間中ずっと心のなかに子供に対する罪悪感がありました。
そして、罪悪感を抱えたままFESの業務が終わり通常の業務をしていた時にあることが起こりました。

娘がおもちゃのパソコンを使って「ママみたいにお仕事するんだ!」と笑顔で言ってくれたのです。

楽しそうに仕事の真似をする娘を見て、遊ぶ時間が減って寂しい思いをさせてしまうこともあるけど、私が楽しそうにしているのを感じ取ってくれたのかと嬉しくなると共に「ママ」でもやりたいことをやってもいいんだと思えました。

この1年を振り返って

当初の希望だった「小山一美」としての時間がほしいという要求はすごく満たされました。
「ママ」の時間と「私」の時間が両立していて、充実した日々を送れています。

専業主婦をしていたら絶対に関われなかった方々と関われるようになり、普段の夫との話題も増えました。
それだけでなく、自分が楽しいと思えることができるということの喜び、自分でも誰かの役に立てるんだという自信が持てるようになりました。

また、これは同じチームの方に言っていただいたことなのですが、
私は何事にもすぐ首を突っ込みたくなってしまう、すぐ動きたくなってしまうのがよくないところだなとずっと思っていました。もっと客観的に物事を俯瞰できるようにならねばと。
ですが、「チームの全員が俯瞰できる人だと何も進まなくなってしまうからすぐ動ける人がいることは良いことだ」と言っていただきました。

また、業務をするなかで自分の知識不足がずっと不安要素だったのですが、それに対しても「足りない知識は他の人に補ってもらえるから大丈夫、やりたいと思ったことをやってみたらいいよ」とも言っていただきました。

私の衝動性は自分の人生の中で変えなければなとずっと思っていたことだったので、そのままの自分でいいと言ってもらえてとても心が軽くなりました。

これはきっと、アカツキでその方と出会っていなければずっとずっと自分はだめだ、変わらなければと思い続けていたと思います。

仕事をして関わる方が増えたことで自分の世界が広がったように思います。
アカツキにJOINしてよかったなと、とても思います。

これからも「ママ」と「私」どちらの時間も大事にしながら色々な事に関わらせていただければと思っているのでよろしくお願いします!

この記事は、『アカツキグループ人事アドベントカレンダー』 の 2日目の記事です。 前回は小能拓巳(おのうたくみ)さん の「Culture課としての振り返り。何をやらないかを決める2023。実課題に伴走する2024。」でした。

アカツキグループ人事アドベントカレンダー
【 クリスマス限定 】12月1日〜12月25日にかけて、毎日更新、アカツキグループでヒト・組織にまつわる業務に従事する人事たちが、リレー形式で投稿します。
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