『34年後輩の君へ』〜僕らは君を待っている〜#1【まさか…ね】

僕が26歳、愛妻が一つ下の25歳の時に2人は結婚した。あれから8年が経った。僕らに子供はいない。
結婚してすぐにマイホームという大きな買い物をしたから、”つくれなかった”のが正直なところだ。

2人とも住宅ローン返済の為、必死の共働き。
でも2人の生活は”新婚生活の延長戦”をやっている
ようで、楽しかった。


愛妻の生理がこない…、
と言っても３日くらいの遅れ。「もしかしたら･･･」
愛妻が冗談っぽく言った。僕は内心赤ちゃんを期待した。この頃には生活も落ち着いてきており、僕も愛妻も心に余裕ができた。


（え、もしかしたら僕らの赤ちゃん！😳）
内心ざわざわした。でも僕はぐっと堪えて
「心配せんちゃ、生理来るって」と言って焦る心を誤魔化した。ぬか喜びで終わるのが怖い。期待してはいかん。いかん。

待て次号💨‼️続く💨💨

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