見出し画像

へぇそうなんだ日本史⑱【「平家」に対して「源家」って聞かないね】

以前に歴史上の人物の名前に「の」が入る「の問題」について説明した記事を紹介させていただきました。
「藤原道長(ふじわらみちなが)」「平将門(たいらまさかど)」みたいに「」が入るのはどうして? という疑問に対する説明です。

それと同様に、やっぱり私が疑問に思っていたことが、今回ご紹介する記事のテーマです。

平清盛は、「平氏」一族の人です。「平家」の人でもあります。
源頼朝は「源氏」一族の人です。
でも、「源家」って言わないでしょう? なぜなのでしょうか? 

そもそも、「平氏」と「平家」は同義語でしょうか?
もしそうなら「源氏」と同様に「源家」と言ってもよさそう。
「平家一門」っていうなら「源家一門」もアリではないですか?
でも、実際は「源家」って言ったことはありません。
聞いたこともまずありません。

どうなっているの?
そこらへんの話をまとめてみたのが以下にご紹介する明石白の記事です。



画像1

*実は、上の記事を書いた後に、いくつかアマチュアやプロの歴史研究家さんの原稿の中にごく稀に「源家」という言葉を見かけました。
文脈から「源家」でも意味は理解できましたが、やはり特殊な(歴史家独特の)使用例のように思えました。
ただ、記事はあくまで「一般論として」お読みください。


過去に明石白が書いたウエブ記事を、サイト主さんに了解を得てご紹介させていただいています。
サイトも、書かせていただいた記事も、明石白的に好きすぎて黙っていられなくなったんですよ! ええ仕事しておりますんで(自画自賛)、ぜひ。