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それいけ!デブリードマン

しばらくお休みを頂きました。
急に暑くなり、それに比例してエアコンが効いた屋内にいるので体が冷え、右足が引きつっていたらしく、暑いからと脱いでいたニーソックスを履き、体が冷えないよう努めていたら、「痛くて動けない」という窮状は脱し、座って作業できるほどになりました。
しかし靴下だと寝るときなど熱がこもるので、レッグウォーマーを買いました。これが快適でございます。アマゾンプライムデー万歳。
暑さでエアコンをかけるのは大事ですが、お身体は冷やしませんように。

痛みの原因に気づいた時のマンガ

さて入院体験の続きですね。
以前書いたように、私は事故ってから一回目の退院をするまで大小合わせて11回(もう一回は2回目の入院)の手術を受けました。
それを乗り越えてなお、未だ右足の骨は繋がっておりません(白目)
手術の中でもデブリードマン手術が数回あったのですが…

あああああああああああ

そこは置いておいて
デブリードマンなんて、普通に聞いたことがありません。そして看護師さんからの説明で「デブリ」と聞いたので、それって不要物的な??ってなってしまい、初めて聞いた時は「いつの間にか足を切られてしまうのか」と心配をしてメソメソしたのです。どちらにせよ不良組織を切除や洗浄したりするので、その意味では「不要物を除去する」んですけど。
スマホ持ってるんだからググればいいじゃん!ってなるのは少し後。この頃はどんな言葉もネガティブに捉えてしまい、悲観して泣き噎せて塞ぎ込んでいました。切断を言い渡された訳じゃないのに失くなるんだとありえない想像をする始末。
創傷も大きく創外固定でギチギチに痛み、麻酔も掛けるため毎回絶食、目が覚めるとそこにはVACがプツプツ音を立て、真っ赤な体液がジュルジュル流れ出て、回診のたびガーゼを剥がされる痛みに怯えないといけないのかと。
精神削れると何を思いつくやら、ホント判りませんね。

一週間に二回のペース

私の手術は大体13時手術室入りが多くて、前日夜から絶食、当日朝から飲水禁止など、全身麻酔ゆえに摂食制限が強かったのです。
食べなくていいならえぇわ、くらいに思ってましたが、当時は大部屋だったもんですから、当然ながら他の患者さんの食事は普通に配膳されていました。

クッッッッッッッッッッソいい匂い!!!!!!!!!!!!!!!!


カーテンしててもいい匂いするし、モグモグカチャカチャって効果音がもう、もうボディーブローのように…悔しい悔しいこんちくしょう。
匂いを嗅ぎたくないからって息を止める訳にも行きませんし、臍を噛む思いをしました。
もう気持ちはグチャグチャ。
何でだよ。どうして私がこんな目に遭うんだよ。

腹が減ると人間真っ逆さまですね。

でもデブリードマンを何回も受ける内、右足が軽くなる感覚は実感しました。
創外固定がやがて外れ、包帯でグルグルになっただけでも、右足は繋がってるというのを感じました。
目に見えて変化があったので、強引にでも「良くなってる」と思い込めばデブリオペも、完治への一歩なんだと考えるようにしました。

さんぜんへーほーせんち?!

何をそんなに処置したんですか?!
まぁそりゃ右膝の下の30%近くの皮膚や筋肉喪失しましたしね!!(号泣
ルートにすると一辺約54.7cmかぁ。
今、創傷見ても「でかい傷だなぁ」て思いますもん。
一番腫れ上がってた時に比べりゃ、ちょっとは細くなったもんです。

ちょっっっっっっっっとだけね。

足首と内くるぶしは失くなりましたが、まぁ繋がったからな。
もうちょっと器量が良ければ「わが夫となるものは」なんてクシャナ殿下のモノマネでもできたのに(笑)
人間は「知らないものに恐怖する」生き物です。
手術も「意識がない内にアレコレいじられる」という無理解からの恐怖があったのかも知れません。

いやお前知り過ぎても泣いて暴れただろうが

(硬膜外麻酔用の針)


過去画像で場を濁す

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