部屋と庭と気持ちと理性と

 COVID-19と心のお話

 不要不急の外出を避けるようになって早2週間くらい経って、一日平均8000歩以上歩いてた人は今月に入ってから数百歩しか歩かないなんて日も出てきたりした今日この頃。気分も上がらず、高校二年の頃も似たようなことあったなぁって思い出したので同じ轍を踏まないためにも、そして鬱屈としている今少しでもアウトプットして気を紛らわすためにもこんなことを書くのです。こんな状態に陥らないのがベストだけれど、同じような状況の誰かの目にとまって少しでも役に立てばこれ以上嬉しいことはありません。

筆者の基本情報

 この春まで一応学生であったので平日はえっちらおっちら片道二時間以上通学しておりました。土日はほぼ寝て過ごすような人間で、お昼前に起きてきてパン齧ってPCに張り付いている生活を送っていたドの付くインドア系です。ちなみに最近1時間同じ動画見るのがしんどくなりました。根っからの飽き性が加速していると感じていますね。先月は魔が差したのか、ヘルプ以外のシフトがなかったのをいい事に、1000キロ近く自転車を走らせていたのだけれど。
 次に今の僕だけど、先程も書いた通り必要最低限の買い物をする程度で、ほとんど靴を履いていない生活を送っています。お手洗い、キッチン、お風呂以外は基本どこへも行っていないのです。最近の口癖は「生活リズムを保ったままニートできる人間は才能」。YouTubeでもゲームでも何時間も時間潰せなくなってしまったし、元からテレビは朝の天気予報くらいしか見ない人間なので、テレビで時間を潰すなんて以ての外。まーじでしんどいのよ。両親との会話なんて1週間数えても片手で収まりそうだし。Yahooニュースのコメ欄を見るのが日課になりつつある今日この頃。

高校生の頃の僕

 知っている人は知っているけれど、16,7の半分以上は鬱と隣り合わせでした。途中から病院にも行けなくなってしまったので、どこまでが鬱でどこからが…みたいなのは分からなくなってしまったけれど。今の僕や僕の考え方を形作る上で欠かせない要素ではあるのだけれども、経験しないでよかったなら通りたくはなかった道です。
 時間が経って細かい部分は分からなくなって(忘れて)しまったけれど、振り返ってみると全ては高一の冬、部活での故障から始まっているのです(根本の原因は中学二年の秋)。右利きの僕にとって左脚はテニスをする上では結構重要で(右脚が重要じゃないかといえば答えは否であるが)、体重をかけられないもいうのは致命傷でした。部活を休んでリハビリの日々。ちょうどこの頃頭が割れんばかりの頭痛とか、脈測らなくてもわかる程度の不整脈とか色々重なって、毎日どこかの病院に行ってるような生活は忘れられません。仕舞いには手に力が入らず震えてしまってラケットはおろか箸持つのも怪しかった記憶が。ほんま16か?って疑いたくなるくらいのボロさでは……?その頃はまだリハビリ以外は親にも着いてきてもらってたから地元(高校は家から一時間以上離れている)の病院に通っていたし、放課後すぐに帰宅する生活でした。クラスメイト以外と話す機会はほぼゼロ。曲がりなりにも進学校に通っておいてテニス三昧という不真面目な生徒であった僕にとって、テニスもなければ友だちとの会話も少なかった学校生活はあまりにも味気なく充実とは程遠かったのをよく覚えています。
 リハビリの成果は感じられず、日赤でMRI撮っても頭痛の原因は分からないまま、不整脈に至っては「これはまぁ大丈夫ですね(ニュアンス)」とか言われて、学年が変わる頃には「病院なんて信用ならねぇな……」って言ってましたね。 頭痛で噛めない、不整脈で倒れ込んでんだっつーのボケが!とか言ってたらいつしか動けなくなってて、親も含めてみんな敵にしか見えなくなってしまったのが高校二年のGWくらいで、スマホを持たずに今は亡き祖父のところに逃げたのも確かこの頃。ちゃらんぽらんではあったけれど逃げ場になってくれて、間に入ってくれたことは忘れてはなりません。高校二年の夏に心療内科にかかったので、多分この頃には既に心は結構限界だったのでしょう。
 逆のパターンもあるはずだけれど、僕の場合は『家から出なくなる→気持ちがしんどくなって何も出来なくなる』でした。部活やめて筋肉落ちたとはいえ、10kg近く痩せてBMI15に突入するくらいには何も出来なかったです

今の僕に起きていること

 どうやらインドア派だと思っていたけれど、少なくとも気持ちだけは外に出たがっていたようです。正直ネット環境完備されてるのにここまでしんどいとは思いもしませんでした。
 冒頭でもお話した通り先の項と同じような道を辿りつつあるので、自分に警鐘を鳴らし、なんとかマイナススパイラルから脱却するために書いています。前回は家(部屋)から出なくなって、なにもできなくなってしまったわけですが、今も例に漏れず(?)結構危ういようです。
 不規則な生活から始まる睡眠サイクルの狂い、睡眠サイクルが狂えば食が疎かになる。エネルギー消費が少ないのをいいことに食事量だけでなく回数を減らしてしまう。僕の場合経験上一日一食以下になると結構ヤバいみたいなのですが、昨日はとうとう『7時に起きて朝ごはん食べようとしたら23時を回ってる』という恐ろしい経験をしました。普段はご飯食べて二時間も経てばお腹減ったって言ってる人間が、です。
 いつぞやは真人間から踏み外しそうな知り合いには「飯だけは絶対ちゃんと食べろ。朝の時間はなるべく揃えろ」って口酸っぱく言ってたにも関わらず、本人が出来てないのはいかがなものなのでしょうか。

どうするべきか

 このままの生活送ってたら社会人になると同時に鬱再来の未来が見えているので何とかします。
 あんな経験は無駄にしてはいけません。どうするべきでしょうか。
①朝に目が覚めるようなサイクルにする(アラームで起きるのがベスト。これをここまで読んだ似たような境遇の人がいるかは分からないけれど、もしも無理ならば徹夜をしながら少しずつでもいいと思います)。
②三食食べる。太ったとかは追々考えるとして栄養のあるものを食べましょう。食事に喜びを見いだせなくなって久しいですが、リズムを作るためにも、免疫を落とさないためにもちゃんと食べようと思います。
③適度な運動。今は少し難しいかもしれません、不要不急の外出に対してのハードルが高いので。勿論程度は考えて。もしも怪我なんてしたらタダでさえ大変な救急車や病院を圧迫してしまうでしょうし。運動じゃなくて少し散歩程度でもいいと思ってます。僕自身夜の散歩が好きなのですが、できれば太陽が出てる時間帯がいいかと……
 昨今のCOVID-19に関わるネットニュースのコメ欄やツイートを見ていると、正義というよりも同調圧力というか「自分が我慢してるんだからお前も我慢するべきだ」みたいな空気を感じるけれど、幼稚園保育園からやり直してほしい。

まとめ

 Instagramはそうでもないけれど、Twitterを見てると結構みんな(僕もそうだけれど)ピリピリしてるし溜まるものが溜まってるように見受けられます。人に会う事ができない、遊びに行けない、お店は閉まってると我慢が強いられていれば不自然ではありません。僕だっていろんな人に会いたいし、珈琲飲みに行きたいし、買いたいものだって沢山あるし、自転車も懲りるほど乗っておきたいですし。
 病は気からって言葉もあるように、(僕が過敏なのかもしれないけれど)健康状態は気持ちに左右されたりもします。目につくものにイライラせず、適度なガス抜きをしながら生きていけたらいいなぁって思います。朝起きて三食食べて推し眺めてたらとりあえずなんとかなる……はずです。なってくれ。一刻も早く平穏な生活に戻りたい……

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