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農業の基本ミニトマト誘引編

こんにちは、今回はミニトマトの誘引について説明します。

1誘引は伸びた木を誘引することです。木が倒れたり折れたりしないために誘引をします。

2どこを誘引をするのか花がついてるとこの下
もしくは脇芽の上に誘引をします

3脇芽から花の長さが短い場合は無理に誘引しないでください。その場合は脇芽の下の辺に誘引してもOKです。もし木が倒れた場合は脇芽に誘引してもOKです。

4誘引しても普通に倒れますがひもを使ってきつく結んでおく必要があります。もう一つは脇芽の切ったとこにクリップで止めれば倒れることなく固定することができます。
以上です。

トマトで利用される主な誘引方法は以下のとおりです。

  • 直立誘引

  • 斜め誘引

  • つる下ろし誘引

誘引方法その①:直立誘引

トマトの誘引方法で基本となる方法です。

名前のとおり、主枝を直立に固定して、誘引します。

トマトの主枝の伸長に合わせて、30cm程度を間隔として、支柱などと固定します。

紐で縛りながら固定する事も可能ですが、栽培株数が多い場合は、テープナーなどの専用の誘引資材と利用すると、作業の効率化が行えます。

直立誘引の特徴

  • ①:露地、施設内、どちらの栽培でも利用される

  • ②:作業が容易で作業効率が高い

  • ③:直立誘引で利用できる資材が豊富

  • ④:同じ高さの場所で比べた場合、収穫できる段数が少ない

誘引方法その②:斜め誘引

トマトの主枝を斜めに固定していく方法です。

45℃程度が、基本の角度ですが、

栽培の条件(目標の収穫期間)などで、調整されます。

資材、作業のコスパが良いため、

トマトの農家さんで利用している方が多い誘引の方法です。

斜め誘引の特徴

  • ①:同じ高さの場所で比べた場合、多くの段数まで誘引する事が可能

  • ②:準備が必要な資材に対してコスパが良い

  • ③:簡易な資材の設置である程度長期の収穫に対応できる(限界はあり)

  • ④:トマトの草勢が落ちやすい

  • ⑤:葉の重なりが多くなり採光性が落ちる(リーフカバーが多くなる)

  • ⑥:誘引作業がやや複雑になり作業に時間がかかる

  • ⑦:成長点を低い位置に保ちやすいため、ハウスの換気に対応しやすい

つる下ろし誘引の特徴

  • ①:施設や資材により制限があるが、基本収穫期間に制限がない

  • ②:専用の資材が必要となり初期コストが高くなる

  • ③:主枝の角度の調整がしやすいため、それによる草勢管理が行いやすい

  • ④:誘引作業が複雑で他の方法より作業に時間がかかる

  • ⑤:つるを下ろす際に葉かき作業が必要となる

  • ⑥:ハイワイヤー栽培でも利用される誘引方法

つる下ろし誘引の特徴の解説

①:トマトの安定した栽培管理のため、10ヶ月間を最長の収穫期間とする事が多い

②:紐と、茎と紐を固定するクリップの使用する事が多い。
フック状の資材など専用の資材も販売されています。

③:作業により主枝の角度の調整が容易(採光性の調整にもつながる)

④:誘引紐の延長、成長点場所の移動など

⑤:収穫の終わった茎は葉をなくし、ハンガーなどに収納し誘引を続ける

⑥:ハイワイヤー栽培は長期の栽培が前提のため、つる下し栽培が利用される

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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