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帽子はかぶり方に気をつけよう!帽子と薄毛の関係について

昔から「帽子をかぶっているとハゲやすくなる」と言われます。私も子どものころ、いつも帽子をかぶっていて、よく親からそのように言われていました。子どもの頃は、そんなものは嘘だと高をくくり、ある程度成長してからは、室内でも帽子をかぶり続けることがないよう驚かすための方便だったのだろうと思うようになりました。
しかし、帽子をかぶることで薄毛になる、というのは、案外科学的に正しいことであるというのに最近気づいたのです。厳密にいえば帽子をかぶることではなく、帽子をかぶり続けることですが、実際に帽子が薄毛を引き起こす可能性はあります。
そこで今回は、どうして帽子をかぶり続けるとハゲるのか、帽子と薄毛の関係についてご紹介していきます。

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帽子をかぶるとハゲる理由

帽子をかぶるとハゲると言われていることには、いくつかの理由があります。どのような理由があるのか、それぞれ見ていきましょう。

・帽子をかぶることで頭皮が蒸れる
帽子をかぶることで、頭皮が蒸れるため、そこから薄毛が進行してしまうことがあります。どうして頭皮が蒸れることで薄毛が進行してしまうかというと、頭皮が蒸れることで、雑菌が繁殖しやすい環境になってしまうからです。雑菌が繁殖してしまうと、頭皮や毛穴で炎症が起こりやすくなります。炎症が起こることで、抜け毛が増え、薄毛になってしまうのです。また、炎症による痒みによって爪をたててかいてしまいやすくなります。爪を立ててかくことで、抜け毛が増えると考えられます。

・髪の毛が傷む
帽子をかぶっていると、脱いだときに髪の毛がバサッと乱れることがありますよね。その都度髪の毛をセットしなおすのが大変だと思っているだけの人もいるかもしれませんが、問題はそれだけではありません。帽子を着脱することで、帽子と髪の毛のすき間で摩擦が生まれます。摩擦が生まれることで髪の毛にダメージが生まれます。ダメージが蓄積することで髪の毛が弱り、切れ毛になったり抜け毛になったりします。特にサイズが小さめの帽子をかぶると、それだけ摩擦の強さが上がり、ダメージも大きくなってしまうのです。また、帽子をかぶることで髪の毛のボリュームが奪われます。結果的に、髪の毛の量は減っていないのに薄くなっているように見えることがあります。

・分け目や根元が固定される
帽子を長時間かぶっていると、髪の毛の分け目や根元が固定されます。帽子をかぶっていると、髪の毛の流れが固定され、無理に逆方向へ流そうとすると頭皮が痛くなることがあると思いますが、それが、分け目や根元が固定されている状態です。分け目が固定されていることで、分け目が不自然に目立ってしまいハゲているイメージにもなりますし、頭皮へもダメージが与えられます。髪の毛を洗うことで改善できますが、帽子をかぶる時間が長ければ長いほど、髪の毛が固定されやすくなります。

帽子をかぶることでハゲると言われていることには、主に上のような理由があると考えられています。見てもらうと分かるように、帽子をかぶること自体に問題があるわけではなく、帽子を長時間かぶったり、頻繁にかぶったりすることでハゲやすくなってしまうということです。
帽子のかぶり方を気をつければ、帽子をかぶっていてもハゲやすくなるとは限らないということなのです。

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ハゲないための帽子のかぶり方

ハゲないために知っておきたい、正しい帽子のかぶり方を確認しておきましょう。

・こまめに帽子をとる
帽子をかぶっているとことで頭皮が蒸れてしまいます。蒸れたままにしておくと、雑菌が繁殖しやすくなってしまいますので、まずは蒸れた状態が長時間続かないよう、定期的に帽子を脱ぐなどして頭皮を乾燥させてください。乾燥させることで雑菌を減らすことができます。目安としては、室内に入ったときは脱ぐ、室内に入ることがないときは、1~2時間に1回は10分程度帽子を脱ぐ、といった頻度がおすすめです。
また、頭皮を乾燥させるだけではなく、帽子のほうも乾燥させるようにしましょう。汗などで湿っている場合は、可能な限り湿り気がなくなるまでかぶらないようにしましょう。汗っかきの方や大汗をかく季節などは、帽子をいくつか持ち歩くといいでしょう。

・帽子は都度洗濯する
1日かぶった帽子は、こまめに洗濯するようにしましょう。冬場などは汗をかいていないから大丈夫だと思う方もいるかもしれませんが、汗や皮脂は目に見えないところで帽子に付着しています。帽子は頻繁に、できればかぶるたびに洗濯するのをおすすめします。
帽子そのものを清潔にしておくことで、雑菌そのものが発生しにくくなります。

・通気性のある帽子を選ぶ
雑菌を繁殖させないためにも、通気性のよい帽子を選んでかぶるようにしましょう。最近では、ハット、キャップ、ハンチングなどさまざまなタイプの帽子で通気性のよいものが発売されています。布地が薄いもの、密度が低いものなどを選ぶようにしましょう。ただ、布地が薄かったり、密度が低かったりすると、紫外線を遮断できないことがあります。通気性のあるものにあわせて、UVカット率が高いものを選ぶようにしましょう。

・汗を拭く
帽子をとり頭皮を乾燥させる際には、あわせて汗を拭きとるようにもしましょう。流れている汗だけではなく、頭皮や髪の毛についている汗も一緒にふきとるようにしましょう。特に髪の毛の根元に汗が溜まると、毛穴に汚れが入ってしまうことがありますので、髪の毛の根元にある汗はより入念に拭き取るようにしましょう。

・帽子をかぶった日は必ずシャンプーをする
汗をそれほどかかない場合でも、頭皮や髪の毛には皮脂汚れがついているものです。帽子をかぶれば雑菌も繁殖してしまいます。そのため、帽子をかぶった日は必ずシャンプーをするようにしましょう。ただし、皮脂は洗い落としすぎると逆に頭皮環境を悪化させてしまうので、シャンプーをする際は正しい方法で行うようにしましょう。

正しいシャンプー法については過去の記事で書いています。その記事を部分的に引用して以下に貼っておきますので、参考にしてみてください。

洗う前に必ずブラッシング
ブラッシングをすることで、髪の毛の流れなどが一定方向に向かい、シャワーのお湯の通りがよくなります。また、ブラッシングによって髪の毛に付着している汚れなどを落とせます。結果、頭皮までお湯やシャンプーが浸透しやすくなり、また髪の毛の汚れなどをより細かいところまで落としやすくなるのです。
しっかり予洗いをする
予洗いをすることで、ブラッシングだけでは落とせなかった髪の毛の汚れを落とすことができます。また、お湯で頭皮を洗うことで毛穴を開かせることができ、毛穴の汚れを落としたり、シャンプーの浸透度をより高めたりすることもできます。
シャンプーは手のひらで泡立てる
シャンプーをボトルから手のひらに出し、髪の毛でシャンプーを泡立てるという方も多いと思います。しかし、この方法で泡立てると、髪の毛を強くこすってしまうことにつながり、髪の毛に摩擦ダメージを与えてしまうことになりかねません。キューティクルが傷つくことで切れ毛や枝毛になったりするので注意しましょう。
シャンプーはできるだけ手のひら(難しければスポンジ)で泡立てたうえで、髪の毛にのせるようにして洗うようにしましょう。
髪の毛ではなく頭皮を洗うイメージ
頭皮を洗う際は、指の腹でマッサージするように洗いましょう。毛穴から浮かんだ汚れを洗い落とすというイメージです。
引用:https://note.com/akashi01/n/n1c39bf6d032e

かぶり方に気をつければ、帽子はむしろ薄毛対策にもなる

帽子は長時間かぶり続けると、薄毛になってしまうリスクが高まりますが、かぶり方を気をつければむしろ薄毛対策になることがあります。帽子をかぶることが薄毛対策になる理由には以下のようなものがあります。

・紫外線対策になる
肌に関しては紫外線対策をしている方が大勢いると思いますが、実は髪の毛も肌と同様に紫外線の影響を受けています。紫外線を浴びることで髪の毛にダメージが与えられ、頭皮や髪の毛の健康状態が悪化してしまいます。つまり、紫外線は薄毛の原因になるということです。帽子をかぶることで、紫外線から髪の毛を守ることができるようになります。
帽子をかぶりすぎると薄毛になるからと言って、帽子を全くかぶらないようにするのではなく、通気性のあるものを選んだうえで、正しいかぶり方を実践しながらかぶっていくようにしましょう。

薄毛に悩んでいるなら、自毛植毛がおすすめ!

薄毛に悩んでいるのであれば、自毛植毛がおすすめです。自毛植毛はその名の通り、自分の髪の毛を移植する植毛方法です。
後頭部や側頭部など、AGAなどの影響を受けにくい部位の髪の毛を移植するため、移植後に抜け落ちてしまうリスクが小さいです。また、自分の髪の毛を使っているため拒否反応も起こりません。
詳しいことについては過去の記事で書いているので、そこから引用しておきますので、参考にしてみてください。

自毛植毛とは
まずは、そもそも自毛植毛とはどのようなものか、その概要をしっかり把握しておきましょう。
自毛植毛とは、自分の髪の毛を毛包ごと抜き取り、それを薄毛の気になる部分に移植するという植毛方法です。
治療はまず、自分の髪の毛を採取するところから始まります。基本的には、後頭部の髪の毛を採取します。後頭部の髪の毛はAGAなどになりにくく、健康で丈夫な髪の毛を採取できるからです。髪の毛を採取する際は、採取する部分を刈り上げて、そこから必要な量の髪の毛を毛包ごと抜き取ります。
抜き取った毛包のまとまりはグラフトと呼ばれ、髪の毛はグラフト単位で移植されます(1グラフト=髪の毛1本というわけではありません。また基本的に自毛植毛の費用はグラフトの数によって費用が決まります。薄毛の進行具合によって何グラフト必要になるかが変動します)。
薄毛が気になる部分に移植ホールと呼ばれる穴があけられ、そこにグラフを植え込んだら施術終了です。
引用:https://note.com/akashi01/n/n25dc997892c0

ぼし④


帽子と薄毛の関係についてご紹介しました。帽子そのものに薄毛の原因があるわけではなく、帽子のかぶり方に問題があるということがわかりましたね。むしろ正しいかぶり方をすれば帽子は薄毛対策になります。
正しい帽子のかぶり方を実践し、薄毛対策をしていくようにしましょう。
薄毛が治らないという方は、自毛植毛を検討してみてください。

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